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【Git】2つ以上前のコミットを修正する。

Last updated at Posted at 2021-12-12

はじめに

commitを修正するときに直前のコミットを修正するには
「git commit --amend」を使用することで容易に修正することができます。
しかし、2つ以上前のコミットを修正するのは初心者にとっては少しハードルが高いです。
今回は2つ以上前のコミットを修正する方法を記載していきます。

事前準備

今回は、以下のような手順を踏んだ状態からコミットを修正していきます。

①index.htmlの作成
index.htmlが下記の状態でコミットメッセージ:「最初のコミットです。」でコミットしていきます。
スクリーンショット 2021-12-12 10.47.14.png

②style.cssの作成
style.cssを作成し、コミットメッセージ:「2番目のコミットです。」でコミットしていきます。
スクリーンショット 2021-12-12 10.50.31.png

②home.htmlの作成
コミットメッセージ:「3番目のコミットです。」でコミットしていきます。
スクリーンショット 2021-12-12 10.55.16.png

コミットの修正

今回は2番目のコミットを修正していきたいと思います。
現在のコミット履歴(git log --oneline)は以下のようになっています。
スクリーンショット 2021-12-12 10.57.57.png

①「git rebase -i HEAD〜n」コマンドを打つ
HEAD~2は新しいものから2つのコミットを表示します。

git rebase -i HEAD~2

②修正するコミットを「pick」→「edit」に修正
pickのコミットは現在のコミットをそのまま適用することになります。
修正したい2番めのコミットを「pick」→「edit」に修正したら、保存しエディタを終了します。
スクリーンショット 2021-12-12 11.05.10.png

※現在のコミット履歴を確認すると以下の状態になります。
スクリーンショット 2021-12-12 11.09.59.png

③ファイルを修正する。
ファイルを修正、ステージングし、「git commit --amend」コマンドを打ちます。
今回は下記のように「style.css」に色の指定をしました。
また、コミットメッセージを「2番目のコミットです(修正済み)。」に修正しました。
スクリーンショット 2021-12-12 11.15.07.png

④3番目のコミットを反映する。
下記コマンドを打つことで、3番目のコミットが反映されます。

git rebase --continue

無事2番目のコミットを修正することができました。
スクリーンショット 2021-12-12 11.19.45.png

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