Macbookを利用する方は増えてきています。特にIT業界にいる方なら実感があるかと思いますが、エンジニアはMacbookを使っている人が多い気になりませんか?
MacにはWindowsと異なるアプリが多く存在しています。Windowsには当たり前の操作はMacでは簡単にできないかもしれません。Macを便利に使うには、便利なアプリが不可欠です。
本稿は、Macを使っているエンジニアに向けて業務効率化が行えるアプリを10個まとめてみました。ぜひ活用してみてください。
1. Alfred:ランチャーアプリ
よく使われるアプリやファイル等を簡単に操作できるランチャーアプリです。
MacではデフォルトのSpotlightがありますが、やはりAlfredのほうが使いやすいです。「アプリ起動」、「ファイル検索」、「Web検索」等すぐに検索、起動することができます。特にたくさんのアプリがインストールされた場合、とても便利です。
2. Magnet :ウィンドウサイズ調整アプリ
1つのアプリから別のアプリへ移動し、横に並べたりマルチタスクでデータを比べたりするとき、全てのウインドウの位置を調節する必要があります。Magnetはこの処理を極めてシンプルに行います。
端にドラッグして画面半分にウインドウサイズを変更。ウインドウを角へ向かってドラッグすると、4分割になります。画面下へスライドすると3分割になります。超ワイドモニターで同じことを行うと、ウィンドウが6等分に。アプリを切り替える手間がなくなり、ワークスペースを効率的に活用することができます。
3. WinZipper:パスワード付圧縮・分割アプリ
WinZipperは、ファイルの圧縮・分割アプリです。通常、Macの標準圧縮機能を利用して日本語Zipファイルを作成した場合、Windows端末で解凍すると文字化けが起こります。WinZipperを使うことでその文字化けを防ぐことができます。また、Mac専用の属性ファイル等も圧縮ファイルに入らないです。
業務上圧縮ファイルを送付するときに、パスワードで暗号化しないといけないです、WinZipperはパスワードをつけることができます。圧縮してもファイルサイズが大きい場合、小さいファイルに分割することも可能です。
4. Filezilla:FTPクライアント
Filezillaは機能も豊富で動作も軽くとても使いやすいFTPクライアントです。Filezillaは複数のFTPアカウントを管理できます。ドラッグ&ドロップ、ファイルをキューに追加、転送の中断を行うことができます。
5. iTerm:ターミナル
Macでは標準のターミナル.appもありますが、iTerm2は細かい表示いや機能の設定ができます。画面分割ができたり、入力補完機能もあります。ターミナル内の検索、ペスト履歴表示等の機能もあります。
6. Typora:MarkDown Editor
Markdownは非常に軽い言語で、ちょっとしたメモや打ち合わせの議事録、ブログ作成など、様々な場面で重宝します。Typoraはテキストを入力すると、その場で即座にプレビューが表示されます。特にテーブル編集は便利です、Excelの表をコピペしても自動的にTableを生成してくれます。アウトライン機能、PDF出力、HTML出力等の基本機能もあります。
7. DiffMerge:ファイル比較・マージツール
ソース等の比較と言えば、WindowsでWinMergeという有名なツールがありますが、Macだと意外とよいのが見つからないです。DiffMergeは比較的に使えるものです。使い方はWinMergeと似てます。
8. Sourcetree:Git GUI管理ツール
Gitは複数人でプログラムのソースコードなどの変更履歴を記録・追跡するためのバージョン管理システムです。コマンドラインでpull/pushすると思いますが、初心者にとってたくさんのコマンドを覚えないといけないです。SouceTreeはAtlassian社が開発したGUI Git監理ツールです。
9. Insomnia:REST APIテストツール
REST APIテストを言えば、POSTMANは定番ですが、機能追加によりどんどん重くなってしまう気がしますので、Insomniaに乗り換えました。基本機能はほぼ同じですが、画面はもっとシンプルです。
10. GIMP:画像編集ツール
プロデザイナーの場合、Photoshopは定番のようですが、高いです。GIMPは機能が強くて、Photoshopと変わらないぐらいですが、無料で使えます。エンジニアにとって画像作成によい選択肢だと思います。