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AWS上でMoodleの環境を構築する方法

Last updated at Posted at 2020-10-17

Moodleとは?

Moodle(ムードル)は無料のオープンソースソフトウェアで、学習管理システム(LMS=Learning Management System)としての機能を備えています。Moodleを利用することで、インターネット上で講義コースを作成・運用することができます。また、資料配布・動画配信・フォーラム・小テスト・課題提出・フィードバックなど様々な機能があり、学習者の学習履歴を閲覧することも可能です。スクリーンショット 2020-10-17 21.05.42.png

AWSを使ってMoodleの環境を構築する方法

EC2でMOODLE入りのイメージを使うのが手っ取り早い

AWSのEC2(クラウド上の仮想マシン)を起動する時に、既にソフトウェアがインストールされているイメージを使うことができます。今回はAWS MarketplaceにあるMoodleのイメージをそのまま使いたいと思います。Marketplaceに存在する無料/有料の製品は、直接EC2内で起動することが可能です。

環境構築手順

1. まずは「インスタンスを起動」して「Moodle」を選択しよう

image.png

・「インスタンスを起動」をクリック。
・地域の設置がこの時「東京」になっていることも併せてチェックしておく。

・「Moodle Certified by Bitnami」を選択。
今回はBitnami(ビットナミー)が提供しているMoodleのイメージを使います。Bitnamiとは、簡単に言うとWebアプリケーションに必要な環境を構築してくれるソフトのことです。

image.png

2. EC2インスタンスのスペックを選択しよう

image.png

・インスタンスの大きさを選択。一人で利用するのであればt2.microで十分。
・「確認と作成」、「起動」をクリック。

3. SSHで利用するキーを作成しよう

・SSHで利用するキーの作成。
SSHとはサーバにファイルを転送したり、サーバの操作を直接行うために接続するキーになります。

4. Moodleサーバーを構築しよう

サーバが立ち上がると、runningという項目が出てきます。これは起動できているということです。インスタンスを選択すると、パブリックDNSというのがあるので、その文字列をコピーしてブラウザのURL欄に張り付けて移動してください。Moodleの初期画面にたどり着きます。

5. 初期ユーザを取得しよう

Moodleの初期ユーザの確認はちょっと特殊です。
インスタンスを右クリックしてシステムログを見てください。その中の下のほうにMoodleの初期ユーザのパスワードが記述されております。

image.png
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6. MOODLEへログイン

Usernameと初期パスワードを入力してログインが完了!

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