発端
「七五三」が日本の祝日として表示されるようになったことが紛らわしくて、工夫してみた。
要約
- Thunderbirdの「設定エディター」上で、
calendar.registry
から始まるキーの中で、カレンダーIDを持つ箇所を特定 -
googleapi://Googleアカウントのメールアドレス/?calendar=ja.japanese%23holiday%40group.v.calendar.google.com
となっている箇所を、googleapi://Googleアカウントのメールアドレス/?calendar=ja.japanese.official%23holiday%40group.v.calendar.google.com
に書き換えて保存、カレンダーIDを「ja.japanese」から「ja.japanese.official」に変更するという意味
もうちょっと解説
設定エディターの開き方
メニューバーを表示させていない場合は、ハンバーガーメニューボタンクリックで、歯車の「設定」をクリック。
メニューバーを表示させているなら、ツール(T)→設定(E)とクリックして設定パネルを開く。
左ペインの「一般」を選択して、右ペインの最下部に「設定エディター...(C)」というボタンがあるのでクリック。
カレンダーIDを保存しているキーを特定
「高度な設定」パネルが開き、上部の検索窓にcalendar.registry
(スペルミス注意)と入力すると、カレンダー機能で使用する設定情報が表示される。
calendar.registry
に続くUUIDっぽい文字列は、実行環境ごとに変わっているみたいなので、ズバリこのキーを探せとは言いにくい。
calendar.registry
で始まり、uri
で終わるキー、そして、値にgroup.v.calendar.google.com
を含んでいるもの、となる。
設定値を眺めて、group.v.calendar.google.com
を含むものを目視で検索。
(値で検索する方法までは知らないし、情報を見つけられなかったもので)
設定値の書き換え
新しいカレンダーとしてGoogleカレンダー上の「日本の祝日」を追加しただけなら、
googleapi://xxxxxxxxxx@gmail.com/?calendar=ja.japanese%23holiday%40group.v.calendar.google.com
みたいになっているはず。
これを、こう書き換える。
googleapi://xxxxxxxxxx@gmail.com/?calendar=ja.japanese.official%23holiday%40group.v.calendar.google.com
「ja.japanese」の箇所に「ja.japanese .official」と.official
を追加する。
保存させたら、念の為Thunderbirdを立ち上げ直して、10分とか20分とか待つ。
以上。
注意
あくまで個人的に実験したらできただけなので、自己責任でお試しください。
なお、設定エディター上で書き換えても即反映されない(キャッシュを持ってるっぽい)ので、反映されるまで気長に待ってください。
参考
下記の記事にヒントをいただきました。感謝いたします。
[GAS] カレンダーの「祝日のみ」と「祝日およびその他の休日」 #GoogleAppsScript - Qiita