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やっていくばい!開発合宿@福岡

Last updated at Posted at 2019-08-05

弊社、開発合宿をはじめました

株式会社アクシス福岡オフィスのmichidaです。
弊社は、渋谷と福岡に拠点を持ち、以下サービスを提供している会社になります。

  • MEDIXS2という電子薬歴システムの自社開発
  • WEB開発を中心とした受託案件

そんな弊社ですが、2019/07/25(土) 福岡オフィスにて初めて開発合宿(日帰り)を行いました。

本記事はそのレポート記事になります。
また、以下のような方などに是非、本記事を読んで頂き参考にして頂ければと思います。

  • 休日に職場の人と集まって行うメリットってなんだろう
  • もくもく会行ってみたいけど、どんな雰囲気でしているかわからなくて怖い
  • 福岡で集まって作業できるところを探している
  • 子育てとスキルアップを両立したい

経緯

事の発端は、先々月に開催されたPHPカンファレンス福岡2019。
こちらに同僚と参加してきたのですが、その中のセッションの1つに「子育てとスキルアップを両立していくための生存戦略」 1というのがありました。
私自身、現在子育てをしており、スキルアップとの両立が中々難しいと感じていた身だった為、こちらのセッションは参考になることばかりでした。

そして、そのスライド内に「年4回、開発合宿を行っている」という話がありました。
これは是非、弊社にも取り入れたいと思い、すぐにSlackで共有したところ、社長より「いいね、やりなよ」と推して頂くことができました。

幸いな事に参加したいと言ってくれるメンバーも集まり、それから数回、打ち合わせを行い場所決めやルールなど話を進めていき、第一回目の開催を迎えることができました。

ただ、合宿と言いながら、世帯持ちメンバーはどうしても宿泊への参加するハードルが高くなってしまう為、今回は日帰りで、いわばもくもく会のようなもので行いました。

開発合宿の目的

私自身は、上述した「時間の確保」をする目的がありますが、それ以外にも知の交流の活発化やモチベーションの向上を目的としていました。

なぜ開発合宿に参加した?

なぜ参加したいと言ってくれたのかメンバーに聞いてみました。

  • 家だと誘惑があり集中できない
  • 短時間でどのくらいアウトプットできるのか試してみたい(後述の開発合宿のルールで紹介しますがアウトプットを取り入れてます)
  • 記事や書籍を読んで終わりというパターンが多いので、実際に手を動かし最後に発表というフローがあるとインプットとアウトプットが進む気がする

多分、この記事を読んで頂いている方も共感ができるところがあるのではないかと思います。

開発合宿のルール

開発合宿を行うにあたり最低限のルールとしてこのように設定をしました。

  • 業務は禁止
  • 興味のあることを開発する
  • 当日までに開発環境を作っておく
  • 18時に成果発表
  • 自由にゆるく楽しくやりましょう

せっかく皆で開発しているので、それぞれしたこと学んだ事をアウトプットする為に「18時に成果発表」を入れました。
また、出来るだけ開発に集中できるよう「当日までに開発環境を作っておく」としています。

開発したこと

今回、参加したメンバーの内容を紹介すると、

  • JS&CSS3でアニメーションライブラリの作成
  • Flutter FireBase 連携 & TODOアプリ作成
  • MacでPasoriを使いFelicaを読み取る ← 私
  • LaravelでWebソケットを開発
  • RustでWEBサーバ構築

こんな感じで各々やりたいことをやっていました。

スケジュール

当日のスケジュールはこんな感じでした。

10:00 レンタルスペース集合&買い出し
10:30 開発開始
13:00 お昼
14:00 再開
18:00 成果発表
19:30 解散

開催場所

今回、お借りした場所は、株式会社ストックデザインラボさん2が運営されているレンタルスペースをお借りしました。3

ストックデザインラボさんは福岡の古い物件をリノベして貸し出しを行っているようで、今回使用した場所は一見、「え、ここ?」と思うような場所にありました。笑
image.png

階段を4階まで上がり、奥の部屋へ進んでいきます。

image.png
※ ストックデザインラボさんのサイトより写真使用の承諾を頂きました。

施錠されたドアを開け、部屋に入ってみると外見とは打って変わり意外にもオシャレな内装で、BOSEのスピーカーや紙コップなど細かいところにも配慮があり、一日を通して快適に過ごすことができました。
ストックデザインラボさんありがとうございました。

20190727_105919-1.jpg
広いテーブルで書籍を見たり、お菓子を食べながら開発中。
ラップトップスタンドを持ってきているメンバーもいてコミットへの意気込みが伺えます。

古い物件を使っているということもあり、お昼ご飯から帰ってきたときには、謎の落ち着きを感じていたりもしました。笑

ホワイトボードも用意されており、こちらは謎の数式と図を書いて説明してくれています。
uehara_1.jpg
※ 写真撮るタイミングが悪くてホワイトボードの図が消えちゃったので、フォトショで補完しています。 4

成果発表

  • JS&CSS3でアニメーションライブラリの作成
  • includeでライブラリを1つ読み込ませ、クラス属性を指定するとCSSが効いたアニメーションを動作させるところまで形に出来た。
  • Flutter FireBase 連携 & TODOアプリ作成
  • ログイン認証をSNS連携で実現させたかったが、バージョン問題で断念。諦めてID、パスワードでの認証を実装を行った。
  • TODOアプリも形にできた。個人でデータを持つことは次回行う
  • MacでPasoriを使いFelicaを読み取る
  • USBのアーキテクチャを調べるのに夢中になり、あと一歩で時間切れ。
  • 後日、読み取ることができた。
  • LaravelでWebソケットを開発
  • DockerのOSの理解にハマってしまった。実装は次回に持ち越し。
  • RustでWEBサーバ構築
  • ブラウザに入力フォームの表示までできた。

今回の成果で一番形にできていた「JS&CSS3でアニメーションライブラリの作成」のGithubを紹介します。5

まとめ

第一回目の開催でしたが、大きなトラブルもなく無事に終えることができました。

終了後、以下のようにメンバーからフィードバックを頂きました。

  • 思った以上に集中できた。
  • 他の人の作業も知れて、1人でやるより広く知識を吸収できた
  • アウトプットを意識することで集中を維持できた
  • スキルアップしたいという気持ちを持ったメンバーが自主参加で参加しており、そういった場は貴重な為、続けていきたい
  • チーム作って開発するのも楽しそう
  • じゃがりこは中毒性がある

私自身も久しぶりに一日しっかりと個人開発に充てることができたのでいい時間でした。
(もちろん笑顔で送り出してくれた家族には、家に帰ってからしっかり家族サービスしました😊)

最後に

読んで頂きありがとうございます。どうだったでしょうか?
やってみたいなと思った方も社内に呼びかけてみると、意外と賛同してくれるメンバーがいるかもしれません。

すこしでも本記事で参考になったことがあれば幸いです。

次は来月末くらいにまた行う予定です。
(この開発合宿は個人の興味あることを自由に開発することを推しているので、次回は各メンバー全く違う内容を開発しているかもしれません。笑)

  1. 子育てとスキルアップを両立していくための生存戦略
    https://speakerdeck.com/yuuu/zi-yu-tetosukiruatuhuwoliang-li-suruensiniafalsesheng-cun-zhan-lue

  2. 株式会社ストックデザインラボ
    https://www.stockdesignlab.com/

  3. スペースマーケット
    https://www.spacemarket.com/spaces/stockdesignlab/rooms/C3ts0XdI39EnZydR

  4. Freepik - jp.freepik.com によって作成された background ベクトル
    https://jp.freepik.com/free-photos-vectors/background

  5. Github : kgoto87
    https://github.com/kgoto87/sea_library

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