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良いカジュアル面談と悪いカジュアル面談

Last updated at Posted at 2024-08-21

カジュアル面談とは

Google Geminiに聞いていました

カジュアル面談は、企業と求職者がお互いにじっくりと話し、お互いのことをよく知ることができる機会です。面接のように堅苦しいものではなく、リラックスした雰囲気で、仕事内容や会社のこと、求職者のスキルやキャリアプランなど、様々なことを自由に話し合うことができます。

そんなカジュアル面談ですが、20社弱受けてみて良かった所、悪かったところをご紹介します。

良かった所

○絶妙なアイスブレイクトーク

カジュアルな面談です。リラックスした雰囲気で話し合いたいですよね。でも採用される側は緊張しがちです。故に、アイスブレイクしてもらえると助かります。相手との話す距離感とかが近くなり、喋りやすくなります。上手かった面接官の例は、自己紹介の後に「趣味はゲームで、嫁にも遊びすぎって怒られてます」とか、ちょっと自分の駄目な部分とか、(本当はどうかしりませんが)そんな毎日自己研鑽しないと許さないみたいなストレスフルな環境じゃないよ、みたいな優しい雰囲気を出してくれたりしました。

○応募した人に合わせた会社紹介

仕事のやりがいとか、課題感とか、今後の方向性とか、自分のやりたいこととマッチングするかとか、実際に働いているからこそ知る情報とかを、カジュアル面談では聴きたいわけですよね。

上手いカジュアル面接官は「どんな方向性の企業に応募されてますか?」とか「転職先でやりたいこととかありますか?」とか「どんな会社なら転職したいなって想いますか?」とかうまい具合に誘導して、それに合わせてピンポイントに会社紹介やスライドの深堀をしてくれました。

○人事やエンジニアが物凄い前のめりで、会社のビジョンを語ってくれる

会社ページ行くと、ファーストビューでお題目とか出てきますよね。「最先端技術を使ってサービス業の未来を明るくする」とか。でもそれって本当?それっぽいこと書いているだけじゃないの?みたいなこと、思いますよね。

カジュアル面接受で、人事やエンジニアが本気で「こんな世の中を作りたい」とか「こうやって技術で不便を解決している」ってギラギラした目で語ってくれたりすると、「おっ、この企業本当にビジョンが末端にまで行き届いているな」って感じます。そういう企業は、組織としての目線が一致しており、組織づくりに割と成功している良い企業に思えます。

○(小さな企業限定)CTOや社長が直接今後の戦略などを語ってくれた

シリーズBくらいまでの小さな企業限定ですが、カジュアル面接でCTOとか社長がいきなり出てくることがあります。どういう世界観を作っていきたいとか、これからこんな事業をしていって、こんな会社の規模まで目指している、といった事業戦略や未来像を語ってくれると、熱いものが伝わってきます。

とは言え、ある一定以上の企業なのに、いきなりカジュアルでCTOが出てくると、「このフェーズで出てくる必要ある?」とか「これ、カジュアルじゃなくて、こっち見定めてきているよね」ってなります。

○知りたい・聴きたい事を、自然に引き出して行く人

カジュアル面談なので、できるだけ自然体で色々話したいですよね。上手いなと思った人は、ちゃんとこっちの職務経歴書とか見た上で、「これうちの会社でも似たような事やってめっちゃ大変だったんですよー、実際どうでした?」とか「こんな事されているのすごいですねー」みたいに応募者に合わせて質問をしてくれます。さらに、「そうだよねー」と相打ちをしてくれたり、話の流れで追加の質問をして、うまい具合に相手が知りたそうな事(カルチャーのマッチングとか、どういうポジションが良さそうか)を引き出して行きました

○率直に自社の課題感や、こんな人が欲しいみたいなのを語ってくれる

不器用でも、正直で実直な人は信頼が持てます。会社の良い部分じゃなくて、悪い部分や改善していかないといけない課題等を率直に言ってくれると、「だったら、自分もこんな経験があるので、一緒になって改善出来るかもしれません」とかマッチングの確度を上げるコミュニケーションが取れます。

他にも、率直に「今こんな人を探しているんだ」って言ってくれると、その後の面接で無防備にカルチャーマッチを測られたり、技術スタックにないことを求められたりすることが減ります。マッチしないのに無駄に面接に進んだりすることもなくなったり、エントリー後に「求められるこういう部分に、過去のこういう実績がマッチします」とエピソードを上手く語るきっかけになったりします。

悪かった所

×ひたすらスライドの文章を読み上げられる

カジュアル面談を受ける前、社会常識を持った皆様は、ちゃんと事前に企業研究し、ビジョン、事業内容、カルチャーや福利厚生なんかの項目は一通り目を通しているとおもいます。にもかかわらず、面談受けて、いきなり知っている資料を棒読みされたら、それだけでテンションだだ下がりです。ちゃんと企業研究して見てきたから、わざわざ読みあげなくても良いです。時間の無駄です。せめて読み上げる前に、「この資料見られました?」とか聞いてください。

×経験不足な若手が出てきた

若い子が出てきてシドロモドロに話されたら。「この会社大丈夫?」「本気でエンジニア採用しようとしているの?」「ちゃんとエンジニアに投資しようという意識があるの?」と感じてしまいます。採用のしかもその入口のカジュアル面談は割と重要で、特にプロマネ経験者とかが募集に来ているのに、そこに経験が圧倒的に不足してそうな若手が出てくると、本気で良いエンジニアの獲得を意図していない企業と判断してしまいます。

×全然カジュアルじゃなくて、圧迫感満載

アイスブレイクなし、いきなり「なんで転職しようとしているの?」「その理由はネガティブであんまり受け良くないよね」とか言われたらどうでしょうかね?高圧的な人が上司になったらって考えると、もうその時点でその会社は嫌になります。

×CTOや社長が出てきたのに、面白くない

経営層が出てきて、スライドを読み上げてこっちの反応を見ている、みたいなケースも多々ありました。貴重な経営陣のリソースを割いて、しかもクソ面白くないスライド読み上げなんてされたら、「この会社駄目そう」って純粋に思いますよね。経営陣に信頼が持てない企業に就職したいですか?したくないです

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