はじめに
データベースといっても、データをどのように格納するかによって様々な形態があります。
今回は具体的にどのようなデータベースの種類があるかを紹介していこうと思います。
データベースの種類
リレーショナルデータベース
Excelのような表形式でデータを持つことができるデータベースで、別々の表同士をが関連付けられることが特徴です。
現在最もよく使われているデータベースになり、普段使われているデータベースは基本このリレーショナルデータベースを指していると認識してもいいでしょう。
主要なリレーショナルデータベース
- MariaDB
- Microsoft Access
- MySQL
- Oracle
- PostgreAQL
- SQLite
- SQL Server
Key-Value型データベース
Key-Value型データベースは、データを[キー/値]のセットで管理するデータベースになります。
リレーショナルデータベースに比べると構造が単純である代わりに、複雑なことはできないが、その分スケーラビリティに優れています。この部分は、リレーショナルデータベースが苦手とする部分なので、管理するデータの性質によって使い分けるケースが増えています。
階層型データベース
データツリー構造でデータを保持しているデータベースです。
1つの親データが複数の子データを持ち、それぞれの子データからさらに複数の孫データを持つ…という構造になります。
あるデータにアクセスするために、常にルートが1本に決まるので、データアクセスが簡単というメリットがあります。
古い汎用機システムではよく使われていたデータベースだが、現在はあまり使われることがありません。
ネイティブXMLデータベース
XML形式のデータがインターネット上で普及するに伴って、使用されるようになったデータベースです。
XML文章をそのまま格納することが可能。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<root>
<name>松本</name>
<age>25</age>
</root>
最後に
今回はデーターベースの基礎の基礎、データベースの種類とその役割についてでしたがいかがでしたでしょうか?
自分が普段使っているデータベースはリレーショナルデータベースなのですが、これを機に皆さんがよく目にしているデータベースはどの種類に当てはまるのかを確認してみると面白いかもしれませんね