令和3年度春期応用情報技出者試験を受検し、無事合格しましたので、合格までの経緯を共有させていただきます。
まずは受検当時の私について。
- WEB系自社開発企業開発職, 新卒1年目(入社1ヶ月目)
- 学位:学士(経済学)
- 情報系資格:基本情報技術者
- 開発経験:学生時代にベンチャー企業でインターンシップを半年間(フロントエンドの開発に従事)
まとまった時間勉強できるのは学生のうちだけだよなあということで、同年1月に基本情報技術者を取得した流れ(ノリ)で応用情報技術者試験も受けちゃおうということで勉強を開始しました。
基本情報技術者試験合格直後、試しに応用技術者試験の午前問題を解いており、午前試験については合格水準に達するのにさして時間はかからないだろうということは予め想定していました。
したがって、午後問題の演習を中心とした1ヶ月間の準備期間を設け、試験に臨むこととしました。
学習フロー
情報収集
基本情報技術者試験の経験から、やはり午後問題がキモになるだとうと予想していましたので、まずは午後問題の出題のされ方を体感してきました。
応用情報技術者試験ドットコムの午後問題を1年分を眺め、場合によっては解いてみて、午後問題の特徴を把握することに努めました。
これによって、分野によって全く歯が立たない問題から目処が立ちそうな問題までいろいろあるんだなと感じました。加えて、応用情報技術者試験の午後問題はある程度分野の選択の自由度が高いということもあり、どの問題を中心に鍛錬していくかを決めることにしました。
Google Booksのプレビュー機能で情報処理教科書出るとこだけ!応用情報技術者[午後]という書籍を拝見し、応用情報技術者試験の午後問題の出題傾向や頻出テーマを一通り把握し、今後の学習方針をある程度固めました。
インプット
学習方針がある程度定まったということで、インプット作業に移りました。
使用した書籍は以下です。
午後問題で選択する予定の分野を重点的に、すべての章を一読しました。アウトプットの都度、必要に応じてこちらの書籍に立ち戻るという運用で、学習を進めていきました。
アウトプット
応用情報技術者試験ドットコムを活用し、午後問題を中心に問題演習を進めていきました。1ヶ月間という勉強期間のほとんどをアウトプットに費やすよう意識しました。
午前問題の演習については、スキマ時間や午後問題の演習に飽きたとき等に着手するようにしていました。試験直前には、午前問題を一通り時間制限を設けて解くという練習も併せて行いました。
問題演習量
午前問題
962問:平成26年春期から令和元年秋期までの12回分と少し
午後問題
95問:情報セキュリティ, プログラミング, データベース, サービスマネジメント, システム監査を中心に演習
蛇足ですが、1ヶ月という準備期間のうち半分の期間は学生という身分が剥奪され、労働者になるということで、時間の管理にも気を遣っていました。
勤務時間以外で以下に学習できるかが勝負でしたので、以下のような目標を立て、スプレッドシートでチェックをつけていました。
- 6:00までに起床する
- リモートワーク時は始業時間まで・終業時間後の1時間は学習に充てる
- 出社時は通勤時間の30分間は学習に充てる
*めちゃくちゃ関係ないですが、営業研修で神経衰弱を起こした期間はまったく学習に集中できませんでした。
おわりに
午前問題77.50点, 午後問題69.00点で合格です。
午後問題の得点が物足りないなあという感じがします。こちらは今後も引き続き意識的に鍛錬していく必要がありますね。
とはいえ、合格水準に達することができたのは素直にうれしく思います。これからも努力していく自信がつきました。
以上になります。