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【CBT方式】基本情報技術者試験(FE)受検レポート

Last updated at Posted at 2021-01-27

当方、令和2年度秋期に基本情報技術者試験を受検予定でしたが、COVID-19の感染拡大の影響により試験そのものが中止となりました。
後にCBT方式で試験が代替されるということでしたので、そちらを申し込み、先日午前試験と午後試験の両方の受検を終えました。
本日は基本情報技術者試験をCBT方式で受検しました感想と、CBT方式を想定した学習法についても共有させていただければと思います。

※1 本稿の内容はCBT方式の感想だけでなく、基本情報技術者試験そのものを受検した体験記的な意味合いを多分に含みます。
※2 本稿は基本情報技術者試験情報|プロメトリックの「試験問題の非公開への同意」を遵守しました。

試験問題は非公開です。
受験者は受験にあたり、以下の事項に同意いただく必要があります。
同意いただけない場合は受験できません。
(1)試験問題の全部又は一部を第三者に開示(漏洩)しないこと  
(2)試験問題の全部又は一部を開示(漏洩)した場合、関係法令等に基づき損害賠償請求等の措置が取られること
なお、試験問題は著作権法で保護されています。

出典: 基本情報技術者試験情報|プロメトリック

基本情報技術者試験の取得目的

新卒でWEB系自社開発企業に入社予定ということで、ヒマなうちに基本情報技術者試験くらい受かっておこうということで受検。

  • 非情報学部在籍(経済学部で計量経済学による実証分析を研究)
  • プログラミングは1年程度学習、そのうち半年ほどはWEB系企業へインターンシップ経験
  • 取得済みの情報系資格はなし

用いた教材

これで十分です。

CBT方式を想定した学習方法と学習期間

繰り返しになりますが本来は令和2年度10月に受検予定だった当該試験。
令和02年 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室のテキストを一通り読み、基本情報技術者過去問道場で午前問題を1週間くらいポチポチ解いていたところ、令和2年度秋期試験の中止が伝えられました。
中止の連絡が耳に入って以降は学習は中断。代替試験の続報を待ちました。

さて、CBT方式での実施が伝えられ申込みが始まると、約1ヶ月の学習期間を想定して受検日を決定しました。

試験1ヶ月前の学習

この時期は片手間に学習していました。

数カ月ぶりにテキストを一通り読み、過去問道場の午前問題を反復。1日10~100問程度、気分に合わせて問題演習中心の学習を進めていました。
CBT方式の試験が実施されるということで、PCでの問題演習を心がけました。印刷してマークシートで演習ということは避けました。

試験2週間前の学習

この時期あたりから本格的な学習に舵を切り始めました。

午後問題を見たことがなかったのでそろそろやるかーということで午後問題にも手を付け始めました。
午前問題の正答率は8割近くをキープできていたので、これ以降の期間は午後問題中心の学習となっていきます。
午前と午後の学習配分としては、午後問題に疲れたら午前問題に切り替えてポチポチぐーたらやるって感じで、9:1くらいだったのではないでしょうか。

午後問題の演習も過去問道場にお世話になり、こちらも印刷は避けてPCを用いていました。
午後問題は問題文の量が膨大で、1つの設問が数ページにも渡っているのでPCでの解きにくさはあるのですが、本番を想定した学習を心がけました。
午後問題は1日10問を目安に学習していました。

午後問題については、当初は時間を気にせずじっくりと問題を解き、慣れてきたらば任意の時間を計りました。
また、個人的に苦手で得点配分も高い**「アルゴリズム」「表計算」**の分野は同じ問題を2周するなど、頭を慣れさせました。

特に、私のようにプログラミングにそこまで馴染みがない方で、アルゴリズムを苦手とする方は多くいらっしゃるかもしれません。
当初は時間も足りないし理解もできなくて逃げ出したくなることもあるかと思いますが、根気強く十数回分ほど演習を続けてみてください。そして必要であれば繰り返し同じ問題にあたってみてください。
私もそうでしたが、アルゴリズムの問題を十数回体験すれば、だんだんと問題文を読み解けばそのまま答えが導ける問題問題文を読み解き、加えて自らの手で逐一トレースして答えを導く問題の区別がつくようになってくると思います。
そうなれば効率的に問題を処理できるようになり、合格水準に十分近づくことは可能です。

演習範囲・演習量

  • 午前試験: テキスト1冊、過去問969問(H26~R1までを中心)
  • 午後試験: 過去問(H25~R1までを中心)

試験当日

午前試験と午後試験を1日ずつ計2日間で受検し終える、というスケジュールで試験日を設定していましたので、まずは午後試験を受検しました。

厳重な本人確認・持ち物確認と十分な感染予防対策を実施し、受検。私が赴いた試験センターでは、申し出によって目薬やハンカチ、ティッシュを持ち込むことが可能でした。
午前試験はPCに向かって問題演習をしていたあのイメージ通りに受検することができ、特に不自由なく受検を終えることができました。
CBT試験なので結果が即時メールで送信されます。
午前試験は96.25点でした。

次の日は午後試験を受検しました。
PCと午後問題の相性の悪さに加えて、改訂後の新しい試験形態の問題を150分通して解いた経験がなかったものですから、少々不安でした。
しかし、事前にPCを想定した問題演習をやりきったこと、そして時間配分や問題を解く順番もきちんとシュミレーションして試験に臨んだため、それは杞憂に終わりました。
私が赴いた試験センターには防音用のヘッドフォンが用意されていましたので、気が散ることもなく、自分の力がそのまま結果に反映されたと思います。

1点気になった点があるとすれば、メモ用紙は1枚のみもともと机上に用意されているのですが、追加したい場合はその都度スタッフを手元のボタンで呼び出すという運用でした。
運用上やむを得ないかもしれませんが、メモ用紙の消費が多く見込まれる午後試験ですので、気にされる方はちらほらいらっしゃるのかなと思いました。
この点はご自身で対策・対応を練っておくとよいと思います。
午後試験は使用上得点は表示されないのですが、以下のような得点率でした。(問題分野や問題番号は伏せております)

  • 問?: 80%
  • 問?: 73%
  • 問?: 50%
  • 問?: 100%
  • 問?: 100%

合否は後日判定されるとのことです。

基本情報技術者試験を受検し終えて

まず、無事試験を終えられてホッとしております。そして、入社前にこういった情報系の登竜門的な資格に挑戦できて大変嬉しく思います。
基本情報技術者試験の学習を通して、情報系特有の専門用語に様々触れられたのはよい経験だったと思います。
WEB系エンジニアとしてのキャリアをこれから歩み始めるという中で、とっつきづらい専門用語の索引だけでも脳内に取り込めたのは後々効いてきそうです。
以上となります。

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