この記事は
私がAndroid Dagashiから一つだけ記事をピックアップして読み、理解し、そして私のような初心者のAndroiderもしくはモバイルアプリ開発者が読むと仮定して、「誰でも理解できること」を目的として内容をまとめます!
今回は第三回です!
よろしくお願いします!!
今週のピックアップ記事
今週は、2022-03-27の記事の中からピックアップして読むことにします。
そして今回のピックアップ記事は。。。
Exploring User Choice Billing With First Innovation Partner Spotify
です。よろしくお願いします!!
Exploring User Choice Billing With First Innovation Partner Spotify
和訳:ファーストイノベーションパートナーであるSpotifyとユーザー選択課金制を模索する
いつもと比べると短い記事ですが、アプリ内課金とはアプリ開発者としてもユーザーとしても、両方の立場から身近な話題であるので興味を持ちました。
内容(和訳)
モバイルアプリは私たちの生活を一変させました。モバイルアプリは、私たちが情報を得たり楽しんだりするのを助け、私たちを互いにつなぎとめ、世界中の何十億という人々に新たな機会を生み出してきました。Google Play が過去 10 年間にわたり、この世界的な変革に果たしてきた役割に、私たちは身の引き締まる思いがします。
大切なデベロッパーとの緊密なパートナーシップと、デベロッパーのフィードバックを活用し、進化を続けてきたからこそ、私たちはここにいるのです。例えば、パートナーからのフィードバックや競合との競争に基づき、プラットフォームを利用するすべてのデベロッパーが成功できるように価格モデルを進化させ、今日では99%のデベロッパーが15%以下のサービス料で利用できるようになっています。
最近、アプリストアの課金体系をめぐる議論が活発になっています。私たちはこの議論を歓迎し、今日、Playの開発者とともに取り組んでいるエキサイティングなパイロットプログラムを紹介したいと思います。
ユーザーチョイス課金
ユーザーが Google Play を選ぶのは、Google が安全な体験を提供することを期待しているからであり、これにはユーザーのデータと金融情報を保護するアプリ内決済システムが含まれます。そのため、Google Play の課金システムをプライバシーと安全性の最高水準で構築し、ユーザーがアプリ内課金を行う際に重要な支払いデータが危険にさらされることがないよう、安心してご利用いただけるようにしました。
Google Playからアプリケーションをインストールする際に、引き続きPlayの課金システムを利用する選択肢をユーザーに提供すべきであると考えています。また、代替の課金システムが、ユーザーの個人データや機密性の高い金融情報を保護する上で、同様に高い安全基準を満たすことが極めて重要だと考えています。
最近、韓国のユーザーに対してPlayの課金システムと並行して追加の課金システムを許可したことに続き、私たちの原則に沿って、他の特定の国でもユーザー選択型の課金システムを検討することを発表します。
この試験的な取り組みでは、少数の参加デベロッパーが Google Play の課金システムの隣に追加の課金オプションを提供できるようにし、エコシステムへの投資能力を維持しながら、ユーザーにこの選択肢を提供する方法を模索することを目的としています。これは重要なマイルストーンであり、モバイル、デスクトップ、ゲーム機を問わず、主要なアプリケーションストアでは初めてのことです。
Spotifyとの提携
私たちは、開発者とパートナーシップを組み、ユーザーチョイス課金のさまざまな実装を検討します。まずは、Spotifyから。世界最大のサブスクリプションデベロッパーのひとつとして、グローバルに展開し、さまざまなデバイスのフォームファクターに統合されているSpotifyは、最初のパートナーとして自然な存在です。私たちは、消費者によるアプリ内課金の方法を革新し、複数のデバイスで魅力的な体験を提供し、より多くの消費者をAndroidプラットフォームに取り込むために協力していきます。
Spotifyは、Google Playの課金システムを、現在の課金システムと並行して導入することになりますが、最初のパートナーとしての彼らの視点は非常に貴重なものになるでしょう。この試験的な取り組みにより、ユーザー選択課金が、さまざまな国のユーザーや、さまざまな規模やカテゴリーの開発者にとって有効かどうか、またどのように機能するかについて、理解を深めることができます。
フリーミアムビジネス最高責任者のAlex Norströmは、次のようにコメントしています。「Spotifyは、アプリ開発者が自由に革新し、公平な競争の場で競争できるようにするために、何年もかけて旅をしています。この度、Googleと提携し、開発者、ユーザー、そしてインターネットのエコシステム全体にとっての決済の選択肢と機会について、このようなアプローチを模索できることを嬉しく思っています。私たちが共に行う作業が、他の業界にも利益をもたらす道を切り開くことを望んでいます。
このプロセスには時間がかかり、開発者コミュニティとの密接な協力が必要であることを理解しています。しかし、私たちはこの最初のステップに興奮し、今後数ヶ月の間にさらに多くのことを共有する予定です。
要約
ユーザー選択課金というのは具体的にどういうものなのか私なりの理解で説明させてもらいたいと思います。
通常、スマートフォンのアプリストアにおけるアプリの購入や課金は、AndroidアプリならGoogle、iOSアプリならAppleの決済システムを通して行われます。しかし近年では「サードパーティーの決済システムも許可するべき」との声が高まっており、そんな中でGoogleは「開発者がアプリにおいてGoogle以外の決済システムを提供できるようにする」との方針を示した、というのが今回の記事の内容になります。
上は参考になる画像です。画面下部に表示されているモーダルを見ると、Google Play以外のアプリも選択肢として表示されているのが分かるかと思います。おそらく、私たちにもっと馴染みのある決済アプリで言うとpay payとかau payとかがgoogleさんとの契約をモニョモニョしたりすればアプリ内課金の際にそれらのアプリを選択することが可能になる...と言うことかと理解しています。
間違ってたらすみません