はじめに
feature specを書いている時に、以下のようなセレクトボックスのオプションを選択しなければならない機会がありました。
- idない
- nameもない
- ラベルも存在していない
流石に情報が少なすぎる……と最初は絶望を覚えましたが、なんとか選択してやろうと奮闘したので、備忘録として纏めておきます。
環境
- capybara 3.9.0
- Rails 5.2.1
- Ruby 2.5.1
どうやって選択するか
以下のようなソースがあったとします。
<tr>
<td class="fruits_name">
<select>
<option value=""></option>
<option value="1">りんご</option>
<option value="2">バナナ</option>
<option value="3">メロン</option>
</select>
</td>
<td class="animal_name">
<select>
<option value=""></option>
<option value="1">いぬ</option>
<option value="2">ねこ</option>
<option value="3">カワウソ</option>
</select>
</td>
</tr>
今回は td
の中にあるセレクトボックスのオプション バナナ
を選択しようと思います。
結論からいくと、以下のいずれかのコードで取得出来ます。
-
all
を使ってオプションを特定するパターン
find('.fruits_name').all('option')[2].select_option
-
nth-child
を使って特定するパターン
find('.fruits_name').find('option:nth-child(3)').select_option
-
find
を使ってオプションを特定するパターン
find('.fruits_name').find("option[value='2']").select_option
上記二つのポイントは選択したいオプション要素を取得することです。
要素さえ取得することが出来れば、あとは select_option
を使うことで選択状態にできます。
- 素直に選択するパターン(※6/19 追記)
within '.fruits_name' do
select 'バナナ'
end
コメントにて @jnchito さんに教えていただいたパターンです。
目からウロコでした……。
select
を使う時は select 'バナナ', from: '~~'
のように from
を付けなきゃという意識がありましたが、無くても選択できるとは……!
教えていただきありがとうございます!
最後に
今回のパターンに出くわした当初は「どうやって選択するんだ?」と首を傾げていましたが、オプションさえ特定できれば選択できることを知ったことにより、そう難しくないと思えるようになりました。
これでセレクトボックスはもう怖くないです
その他にも、何かいい選択方法があればコメントにて教えていただけると嬉しいです