開発者パースペクティブが見えないときに
OpenShiftの学習をする際にいちばん入りやすいのはDeveloper Sandboxではないでしょうか。
ただOperatorを使うことができないため、Operator経由で追加機能を試してみるというチャレンジができません。そこでOpenShift Localを使用して、自由度の高い環境をつくるという選択肢があります。
実際に試してみると、DeveloperSandboxで見慣れた「管理者と開発者のパースペクティブ切り替え」がなく、管理者パースペクティブのみとなっています
これはデフォルトで開発者パースペクティブが非表示になっているためです。見慣れた環境にするための設定手順を備忘録として記載します。
OpenShift Localのバージョンは4.19です。
表示する手順
メニューから 管理 > クラスター設定 を選択します。表示された設定画面で「設定」タブを選択します。
リストの中から「Console」をクリックします。2つありますが、operator.openshift.io の側を選択します。
表示された詳細画面の右上にある アクション > カスタマイズ をクリックします。
設定画面に開発者パースペクティブの切り替えリストが表示されるため「有効化」を選択します。切り替えてから暫くすると有効になります。画面のリフレッシュで見慣れたパースペクティブの切り替えが表示されます。

最後に
OpenShift Localの利用に慣れてくると、crc deleteで頻繁に環境リセットすることでしょう。自分はその度にパースペクティブの復元手順を時間をかけて思い出すのですが、同じような方の手助けとなれば幸いです。
関連リンク