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自動ビルド環境をJenkinsからBitriseへ移行して改善したこと

Last updated at Posted at 2019-06-20

長らくJenkinsで自動ビルドを行いながらiOS、Androidアプリの開発をしてきましたが、
先日ついにBitriseへ移行しました。:metal:
移行によりどのようなことが改善されたかをiOSを中心に書きます。

Bitriseに移行したらどうなったか?

設定作業が容易になり、ビルド環境保守に費やす時間も削減できて
エンジニアは開発に集中できるようになりました。:clap:

主な改善点

大きく改善したのは下記の3点。
以前は面倒な手作業となっていました。

1. GitHubへのssh key登録

Bitriseでは新規にアプリ追加する際に
Setup repository accessで**「auto-add SSH key」**を選択するだけで完了です。:thumbsup:

スクリーンショット 2019-04-21 13.54.53.png

2. 開発者証明書、プロビジョニングプロファイルの設定

BitriseではWorkflow Editor
Code Signingよりアップロードすれば完了です。:thumbsup:

スクリーンショット 2019-06-19 15.00.43.png

3. Mac OSとXcodeの管理

Bitriseでは仮想マシンとXcodeの組み合わせを選択でき、最新のバージョンに対応しているため、
自分でOSのアップデート、XCodeの新バージョンをインストールをする必要はありません。:thumbsup:

スクリーンショット 2019-06-12 17.03.54.png

その他の改善点

GitHubのリポジトリ設定

GitHubとの連携が簡単にできるため、
画面上でビルド対象のリポジトリを選択するだけで設定できます。

Webhookの設定

GitHubのWebhook設定が簡単にできるため、
対象のブランチにマージされたタイミングでビルド実行するようにしました。

各ビルドプロセスの保守作業が不要

ビルドプロセスを担うIntegrationが常にアップデートされているため
XcodeやiOSのアップデートがあっても対応できなくなる不安がなくなりました。

懸念点

現在Org Standardプランで契約していて同時にビルドできる数は2。
iOS、Androidがあり複数プロジェクトの開発を行っています。
今のところ起きていませんが、キューが詰まる問題が発生すると予想しています。
その時はEliteプランに変更するか、もしくは同時にビルドできる数を増やすかを考えています。

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