はじめに
LTE/4Gでインターネットに常時接続可能で(しかもGoogle Fi SIM使えばほぼ世界中でネット接続可能)、Type-Cで(モバイルバッテリーからも)充電ができて、バッテリーの持ちがそこそこ良くて、軽くて、ペンが使えて ... RAMも(iPad Pro 1TB版のような6GBではなく)16GBあってということで、Surface Pro X購入しました。
Windowsアプリケーションであれば、x86アーキテクチャ(エミュレーション)、またはARM64アーキテクチャであれば動作可能です。裏を返せば、x64アーキテクチャのものは動作しないということになります。
ここいらの話をWindowsネイティブの開発系アプリ目線でまとめたものがこちらです。
その一方で、WSL2の中なり、dockerの中なり、Hyper-VのLinux環境の中で開発環境を構築するのであれば、より自由な開発ができるかと思い、こちらにまとめてみました。私個人の考えですが、Surface Pro X + WSL2 + docker + VSCode(remoteWSL)はかなり無敵感の強い開発プラットフォームかと思います。Win32(x86)エミュレーションに頼るよりバッテリーの持ちも良いことが期待できるので(Arduino, M5Stack ... といったドライバ必要系プラットフォームとの相性が良くありませんが)。
動いた
Chromium
Chromeのオープンソース版であるChromiumですが、普通にapt-get chromium-browserでインストール可能です。
(一方でChromeはarm64版が用意されていません。詳しくは下の「動かなかった」の「Chrome」の項を参照。)
動かなかった
Chrome
Qiitaの中でもWSL2でChromeを動かした系の記事があります。
上の記事の手順はSurface Pro X環境でもそのまま実行可能ですが、最終的にChromeのインストールを使用しても、見つからないエラーになってしまいます。
見つからないってどういう事かと思いきや、amd64版しか用意されていないので、arm64環境では「見つからない」ということでした。
chromium-browserはarm64アーキテクチャ版が用意されているので、こちらを使うのが近道です。
終わりに
(随時書き足していきます。)