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nginx + uwsgi でアプリケーションをサブディレクトリで動かす設定

Last updated at Posted at 2014-02-26

やりたいこと

複数のアプリケーションを、同一の virtualhost 内で動かす。

http://example.com/app1/hello にアクセスすると、 localhost の uwsgi で動いているアプリの /hello に飛ばすとか。

基礎知識

(多分CGI由来の) 3つの重要な変数を理解しましょう。

REQUEST_URI: /app/hello
SCRIPT_NAME: /app
PATH_INFO: /hello

REQUEST_URI が、ユーザーがアクセスしたホスト名以降のパスです。
SCRIPT_NAME が、アプリが動いている場所です。 CGI だったら .cgi とか php だったら .php とか拡張子があったりします。
PATH_INFO が、 SCRIPT_NAME 以降のパスです。アプリのURLディスパッチャはこの変数を見たりします。

この3つの変数がきちんと設定できていないと、URLディスパッチやリダイレクトが上手く動かない事になります。

nginx + uwsgi

デフォルトで用意されている、 include するだけで使える uwsgi_params で、
uwsgi_param REQUEST_URI $request_uri と書かれているのは、そのまま変更する必要がありません。 PATH_INFO$document_uri に設定されているのですが、これを適切に上書きしてやる必要があります。

SCRIPT_NAME と PATH_INFO の設定を、 nginx 側でやる方法と、 uwsgi 側でやる方法があります。

nginx 側で設定する

このやり方は uwsgi だけじゃなくて http や fastcgi など他のリバースプロキシ方法でアプリケーションを動かすときにも応用できるのでお勧めです。

nginx.conf
location ~ ^/app/(.*)$ {
    uwsgi_pass unix:/var/run/uwsgi/app.sock;
    include /usr/local/nginx/conf/uwsgi_params;
    uwsgi_param SCRIPT_NAME /app;
    uwsgi_param PATH_INFO /$1;
}

uwsgi 側で設定する

uwsgi の mount を使ってアプリケーションの prefix を設定している場合、 manage-script-name オプションを使って SCRIPT_NAME と PATH_INFO を設定することもできます。

アプリ本体とヘルスチェック用の wsgi スクリプトを別に用意しているなどで、 mount を使っている場合はこちらの方法が便利です。

nginx.conf
location ~ ^/app/(.*)$ {
    uwsgi_pass unix:/var/run/uwsgi/app.sock;
    include /usr/local/nginx/conf/uwsgi_params;
}
uwsgi.ini
[uwsgi]
master = true
lazy-apps = true
socket = /var/run/uwsgi/app.sock
workers = 4
mount = /app=wsgi.py
manage-script-name = true
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