概要
学生のころに、みちびきの位置補正に対応したGNSSモジュールの位置情報、位置補正の機能を切ったGNSSモジュールの位置情報、iPhoneの位置情報の3つの誤差を比較する実験をしました。
本記事は、ArduinoとGNSS対応のモジュールを使った位置情報の取得方法とNMEAの読み方についてだけでもまとめておきます。
GNSSについてはGPSやGLONASSなどの衛星測位システムの総称です。
詳しくは以下の記事にまとめています。
GNSS・衛星測位システムの簡単な説明と現状のまとめ
使用機器
- Arduino Uno
- GPS受信機キット 1PPS出力付き 「みちびき」3機受信対応
回路図
回路図は秋月電子の方で公開されています。
そちらをご覧ください。
取扱説明書
ソースコード
ARDUINO WEB EDITORでソースコードを公開できるようです。
そちらをご覧ください。
https://create.arduino.cc/editor/messyu4/71802018-0ca3-448e-b4b3-de3c0afc02e8/preview
出力結果
Arduinoのコンソールでは、以下のようなNMEAフォーマットで出力されます。
※一応、自分の活動範囲が特定されてくないので、時間と緯度経度情報を隠してます。
NMEAの読み方は以下のサイトを参考下さい。
https://www.hiramine.com/physicalcomputing/general/gps_nmeaformat.html
まとめ
今回はArduinoとモジュールを使って単純にNMEAを出力しました。
今回はやりませんでしたが、TinyGPSライブラリを使うとNMEAから日時と緯度経度など簡単に取り出せます。