鍵という名前がついてはいるが、実際はただのファイルである。
公開鍵は南京錠、秘密鍵は南京錠を開ける鍵だと考えるとわかりやすい。
公開鍵を渡されたコンピュータはその公開鍵(南京錠)を使ってデータを暗号化(ロック)する。
そしてその暗号化されたデータを復号できるのは自分のPCが持っている秘密鍵のみ。
公開鍵はその名の通り公開しても問題はない。むしろ公開するためにある。
暗号化してデータをやりとりしたい相手に渡すのが公開鍵で、公開鍵を渡された相手は自分にデータを暗号化して送ることができるようになる。
一方秘密鍵は、絶対に漏らしては行けない。
これが漏れてしまうと、自分が公開鍵を渡した相手が暗号化したデータを盗みとられた秘密鍵で復号できてしまう。
つまりデータを盗み見ることが可能になる。