29
15

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

フリーランスになる前にすること!

Posted at

フリーランスになる前にすること

フリーランスになると、社会的や経済的に様々な制約を受けます。

  • 社会的信用がゼロになる
  • 保険料が増額になる
  • 税金が増額になる
  • 毎月お金が入金されるとは限らない
  • 今、働いている労働賃金は、数ヶ月後になることが多い

こんなことが起こります。

社会的信用がゼロになる

あなたの社会的信用は、あなたの就職先の会社によって保たれていたものです。
なので、あなた単体の社会的信用は全くの無価値の「ゼロ」になります。
これは、個人事業主でも法人(会社)を起業しても同じです。

まあ、フリーランスになる前に、クレジットカードを作成したり、ローンを組んだりするのは
必須事項です。

「会社役員や経営者は、フリーターより社会的信用地位が低いんですよ」と、とある地方信用金庫の営業に投げつけられた暴言です。

保険料が増額になる

厚生年金、社会保険料ってやつは、会社員時代には会社と折半することがほとんどです。
なかには悪徳な会社で、全額自己負担をさせられた会社もありましたが、法的に正しいのは会社と折半なので、その二倍の金額を支払う事になります。
日本は、国民全員が健康保険に入らないといけないので、会社の厚生年金や健康保険組合を退会したら、国民健康保険や国民年金に入るわけですが、これが大きな落とし穴があります。
国民健康保険や国民年金は、前年度の収入額によって保険料が決定されるので、
前年度400万円を超えた収入があった場合、8万円近くの健康保険料と国民年金を
支払う地獄が待ち構えています。
某IT健保協会って、保険料が格安なんですけど、加入するためには審査が厳しく
そう簡単には入れない保険組合だったりします。
一般的に起業したばかりの会社は、国民健康保険か協会けんぽしか加入できないと思った方が良いと思います。

税金が増額になる

これも、前年度の収入から算出される市と県の住民税が一気に徴収されます。
フリーランスで独立直後で、いろいろと出費がかさむ時期に、税金もがっぽり持っていかれます。
税金に関しては、強制徴収と言って、銀行口座を差し押さえされたり、動的財産を没収されたりするので、支払から逃れることはできないです。

毎月お金が入金されるとは限らない

会社員時代は、月給という素敵システムで毎月決まった日に給与が振り込まれますが、
フリーランスになると、仕事を納品した対価に対する請求になるので、全く収入がない月が年に数回発生することは覚悟しましょう。
こればかりは、毎月、決まった日に給与やボーナスが出る、会社員は羨ましいです。

今、働いている労働賃金は、数ヶ月後になることが多い

今、一生懸命働いて、納品しても、請求後翌月末に支払(入金)になることが多いです。
つまり、今働いても、翌月末まで一切の収入が無い場合があるということです。
これが一番つらい。
定期的にお仕事を頂いている人は別ですが、単発の仕事が多いと、入金の無い月が多くなり。いろいろな支払が滞り、カード破産の直前まで追い込まれます。

フリーランスに向かない人

次に当てはまる人はフリーランスになることはやめておけ、

  • 養う家族がいる人
  • 住宅ローンを組んだばかりの人、これから組もうとする人
  • 毎月のカード払いが給料の半分以上を占める人
  • 定期的に病院に通院して治療している人
  • 貯金がゼロの人
  • 貯金以外の財産がない人
  • 多趣味の人
  • 散財がすべての人

悪いことは言わない、会社員だったら会社員として転職しなさい。

まあ、大手L社やC社のバナー広告に騙されずに、転職をおすすめするよ。

では、また明日。

29
15
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
29
15

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?