はじめに
この記事は、2023年3月に行われたJobLiteで私が体験したものなので実際に応募される際はしっかり募集要項を確認してください。はじめまして、学生エンジニアのマーシーといいます。いつもはwatnowという学生IT団体に所属してサービス開発をしています。所属大学は立命館情報理工学部です。
なぜ行ったのか
エンジニアを志している人ならサイバーエージェントに行ってみたいなと思ったことあるひとは多いのではないでしょうか。私もその一人でした。私は昨夏サイバーエージェントさんと関西学生団体合同でイベントを行いました。幹事ではありませんでしたが、主催団体の代表としてLTなどをしました。そちらの様子はこちら 。その時、サイバーエージェントさんのことを詳しく聞き興味を持ちました。そして一番近いインターンが春のインターンだったので申し込み、無事合格しました。
選考について
選考は、書類→技術面接→人事面談→技術面談の4段階でした。書類は一般的なものでその内容をもとに3回の面接が行われました。今までいくつかのインターンの選考を受けてきましたが印象的だったのが人事面接でした。個人的に人事面接が苦手です。理由はやはりエンジニアとしてやりたいことは多くあり経験も多いですが、人事面接で聞かれる一般的な就活質問は直感的に答えられず、しっかり準備する必要があるなと感じていたからです。準備してもなかなかいい感触が得られることも少なかったです。サイバーエージェントさんの人事面接は個人的にすごく受けやすく、終わった瞬間にあ、受かったなと思えるほどでした。個人差はあると思いますが、あまり人事面接にビビる必要はないと思います。
インターンについて
インターンは体験就業型というもので2週間実際にオフィスに通勤し働くというものでした。
配属先
私は面接でこの部署がいいとは言っておらず、Goがやりたいです!ということだけを伝えていました。決まった配属先はMG-DXでした。医療系のDXをやられている会社で、結果的にこの配属はめちゃめちゃよかったです。選考を通じて私のことを理解していただいて、この配属先になったのかなと思い勝手に感謝しています。
待遇について
待遇はかなり良いと思います。実際に渋谷のオフィスに行き、2週間就業の体験ができます。かかる費用は朝、夜ご飯代くらいで、夜ご飯は渋谷にあるおいしいごはんを稼いだ給与で食べるのがいいと思います。
- 期間
- 2週間(10営業日)
- 宿泊
- 先方が用意してくださいました
- 交通費
- 先方負担です
- 食事補助
- ランチ制度(後述)
- 給与
- あり(時給1500円)
ランチ制度
サイバーエージェントのインターンにはランチ制度というのがあり、社員さんとランチに行けるというものです。ルール内で好きなものが食べられます。社員さんもインターン生と行くとこのような恩恵をうけられるので忙しそうにしておられても誘うと嬉しそうに来てくださいます。制度が形骸化しておらず、めちゃめちゃよかったです。
エンジニアとしての業務
エンジニアとしては、サイバーエージェントのGithub Organizationに入って実際のコードを書くということをしました。10日間という短い期間でしたがおもったより多くのタスクを頂け達成することができました。
タスク概要
- レガシーコードの修正
- サーバサイドでの認証システム構築
- テストファイルの合理化
- パフォーマンス監視系ツールの導入
- Slack bot開発
レガシーコードの修正
go1.16で導入されたgo:embedという機能があり、開発プロダクトはそれより前から開発されていたため、サードパーティー製のライブラリを使用していました。それを公式ライブラリに置き換えるというタスクでした。タスク自体は軽めでしたが、システムが大きいので全体に適用させようとすると労力がいりました。
テストファイルの合理化
Goに限らずテストをする際モックテストをすると思います。goではgomockというライブラリがあり、mockを自動生成してくれるのですが、大量のファイルができてしまうという問題がありました。これを一つのファイルに出力したいという要望があり取り組みました。gomockのライブラリforkしてきてを読み、修正を加えました。タスクの進め方としては、概要をつかんだら実装方針を書き出してテックリードの方に壁打ちしてもらい実装しました。
その他
その他、上記したタスクをこなす中で、テストのためにGCPを触ったり、k8sを触ったりと様々な経験ができました。
働き方
インターン生としてどのように働いていたのかを説明します。インターン生は10:00~19:00(休憩1h)という契約になっています。私は、だいたい9:45分くらいにオフィスに行っていました。帰りはバラバラで19時に帰ることもあれば20時半頃まで残ったりもしました。ここから言いたいことは、楽しいからコードを書いていたということです。インターン生なので、タスクが終わらないからって残らないといけないとかそんなことはないです。ただただ、楽しくて残業してました。ちゃんと早く出勤したり、残業した分はお給料としていただけます。
さいごに
私は、Goに初めて触れて約1年、本格的にやりだして半年ほどの学生エンジニアです。なかなかインターンに受からない時期もありましたが、インターンとか考えず自分が作りたいものを作り続けてきた結果、このような素晴らしい経験をすることができました。サマーインターンでは様々な企業が募集をすると思いますが、サイバーエージェントも素晴らしい選択肢の一つだと思います。筆者と話してみたいという方がいれば、Twitter(@mercy34mercy)をフォローしていただいてDM頂ければできるだけ返信します。