Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

This article is a Private article. Only a writer and users who know the URL can access it.
Please change open range to public in publish setting if you want to share this article with other users.

More than 5 years have passed since last update.

devsumi2019【15-D-4】OSS開発スタイルを取り入れて、効率的な開発を!~InnerSourceのススメ~(田中 裕一[GitHub])

Last updated at Posted at 2019-02-15

デブサミ2019のメモです

  • 【15-D-4】OSS開発スタイルを取り入れて、効率的な開発を!~InnerSourceのススメ~(田中 裕一[GitHub])
  • Togetter
  • 資料

Github

いきなりプルリク 感動的な経験

  • 入社して最初にやるべきこと、読むべき文書など
  • 社内ドキュメントのURL間違いを発見
  • 自動でレビューワが設定され、CIが走る
  • 5分後くらいにレビューOK

InnerSource的な文化

  • オープンソースに対してのインナーソース、社内でもオープンソースのように管理しましょう
  • オープンソースのベストプラクティスを企業の中でもやりましょう

InnerSourceの目指すところ

  • コードの再利用
  • コミュニケーションコストの改善

InnerSourceをいかに根付かせるか?

  • 組織の文化を変えるのが大変
  • ツールを導入することで人の行動が変わる、文化が変わるきっかけ隣る

githubを使ったプラクティス

  • 基盤を統一(他の人が見えるように、明確な理由がない限りパブリックに、検索できるように)→あらゆるコンテンツにURLがつくられる
  • それぞれにURLが含まれるのは超重要。以前検討した結果などの共有が可能となる。
  • コントリビュートの敷居を下げる(他のチームからのコントリビュートを「歓迎」コメント)
  • Readmeにコントリビュートが価値があること、どういう手順でできるかを記載する、
  • CONTRIBUTING.mdをルートに作ると、外の人がプルリクやIssueしようとすると表示してくれる。
  • Seleniumにもあった!(当たり前) https://github.com/SeleniumHQ/selenium/blob/master/CONTRIBUTING.md
  • ワークフローの自動化(レビューワを自動で設定、マージ可能となる条件の明確化、ドキュメント自動生成、ほか)
  • だれにレビューをお願いするかわからない、あるある。
  • レビューワ:
 *.js frontend-team, *.go backend-team /buils/logs/ infra-team
  • CD + Protected Branch
  • 何が通らないとマージにならないのか?明確にする。
  • GithubPagedを使って、プルリクをマージしたらデプロイまで自動でドキュメント生成
  • GitHubber GitHub社内サイト。マークダウンでリポジトリ管理、間違えてたらプルリク送ったりしてる
  • GitHub Actions ワークフローのトリガー作れる。
  • Issueが登録されたら「ありがとうございます」botとか
  • マージすみのブランチを消す(手作業?自動化するといい)
  • マークダウンの目次を自動生成など。

まとめ

  • 基盤を統一しましょう
  • コントリビュートの仕方を明確にしましょう(コントリビュートの敷居を下げる)
  • ワークフローを自動化しましょう(コントリビュートの敷居を下げる)

PayPalの例

  • 社内でInnerSourceの取り組みを始める。この言葉もPayPalが作った。
  • 横軸で社内コミュニティ(デザイナ、セキュリティ、DBなど、、、)を作ってInnerSourceを促進

遭遇した課題

  • 他チームのPR(プルリク)レビューをだれがやる?フロントエンドチーム宛ならフロントエンドのだれ?じ分のプロジェクトを優先しがち。→コントリビュートする文化が根付かない。
  • 新しい役割(=他チームからのイシュー対応、プルリクレビュー、ドキュメント整備)を作成
  • →放置されないには有効だった。
  • 開発者には嬉しくない仕事(コード書かないし、、、)、常に一人の人がやることも問題(まかなえる範囲じゃない)
  • →スプリントごとの当番制にした。当番表もドキュメント化。得意な領域もドキュメント化。例えば、画像を直した、などならコントリビュータがデザイナが担当の週にプルリクを送る。

参考資料

  • GettingStarted with InnerSource 無料のebook 導入的内容
  • Understanding the InnerSourceChecklist 無料のebook わりと具体的な事例
  • InnerSource Commons ・・・Paypal中心とするInnerSourceを推進する団体のサイト
  • Open Source Guides ・・・オープンソース活動のベストプラクティス、日本語化プロジェクト推進中、「レビューしてくれる人がいたら歓迎します」

感想

  • 一言で言い尽くせない感動があった。こういう文化のところあるんだ。
  • リンク切れなんてしょっちゅう起こってるしリンク切れしたメールが転送されてくるよ。
  • それを会社に導入したときの話も聞けてよかった。絵に描いたもちじゃない、説得力がある。
  • 「レビューします」有言実行する。(英語力に問題はあるかもですが)
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?