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エンジニア面接でEC3やS2と発言していた私が、3週間でAWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイトに合格した勉強方法【完全未経験】

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結論

はじめに

こんにちは、れいです。
本記事では、AWS完全未経験のエンジニアによるAWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイトの合格体験記です。
以下のように、先日AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト試験を受験し、無事に合格したので、今回は合格するために私が実施したことをまとめました。

スクリーンショット 2021-02-06 19.52.37.png

著者のスペック

  • AWS完全未経験
  • 転職活動中の面接で「AWSで知っているサービスを教えて下さい」と言われて、EC3やS2と発言するレベル
  • 社会人として3年以上システムエンジニアとして経験があるアラサー
  • 基本情報や応用情報試験には合格しているので、基本的なIT知識あり

受験した理由

転職先で必要なため

  • 転職先ではAWSを活用するため、AWS資格の勉強を通じて知識の習得を考えた
  • 試験代は16500円(税込み)と高いが、転職先が負担してくれるということや、入社前の評価UPを期待して、1発合格するべく、勉強をスタート
  • 普通に勉強しているだけではモチベーションが続かないため、実際に勉強で使った教材や期間などを書きながら、今後受験する人の参考になれば幸いと考えている

AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイトに合格した勉強方法

結論、以下を順番にやればOKです。

1. Udemy教材でAWSについて学ぶ : 1週間

  • 教材はこれだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)を使用
  • セール時は1200円から1500円で購入可能なので、必ずセール時に購入しましょう。
  • 仕事でAWSを使う予定なので、体系的に学ぶことを決意
  • 講義と演習がセットになっている教材なので、理解しながら各サービスを学習。私のように、AWS初心者の人であれば、まずは一通りやってみることをおすすめします。
  • ハンズオン形式でAWSソリューションアーキテクトアソシエイト試験を勉強できる教材を見つけたので、まずはこの教材を素直に上から順番に実施
  • 基本的に倍速で講義を聞き、必要に応じてハンズオンを実施。
  • ただし、試験に合格することだけが目的であれば、実機での演習は飛ばしても良い。(自分で操作はしなくても、動画を見るだけでも大変勉強になる) 特にデータベース周りの講義では、RDSやDynamoDBなどを作成することになるが、DB作成まで時間がかかるため、若干勉強のモチベーションが萎える
  • これまでAWSを触ったことがなかったが、広く浅くAWSの主要機能を学ぶことができ、非常に有益だった
  • 各機能の説明資料があり、ダウンロードできたため、復習する際に非常に役に立った
  • 教材の最後に、模擬試験が2回分入っていたが、90%以上回答できるまで何度も繰り返し解き、間違えた問題や分からないサービスや機能は都度調べながら学習した。

2. AWS WEB問題集で学習しようで試験対策:1週間

  • 教材はAWS WEB問題集で学習しようを使用
  • 有料サービスだが、私は本試験以外にAWSの他の試験も受験予定だったので、ダイヤモンドプラン(5480円、90日)に加入
    webmondaisyu.png
  • 難易度としては、本試験と同等レベル
  • 7問 x 約140回分の模擬問題集が含まれており、80~140回分の問題(約420問分)をひたすら解いた。
  • 全ての問題を解かなかった理由は、1~79回分の問題は本試験の問題と比べて少し古いという記事をちらほら見かけたため
  • 余裕がある人は全ての問題を解いても良いと思うが、そんなに時間に余裕がないと思うので、私自身が1発合格した経験から、80~140回分の問題に絞って問題を解けばOKだと思います
  • このWeb問題集は画面をコピー&ペースト出来ないため、間違えた問題や解説をエクセルで貼り付けて、間違えた問題にフォーカスして復習できるようにしました。個人的にこの勉強方法によって、間違えた問題を効率よく復習出来たので、おすすめです。恥ずかしいですが、実際に以下のような感じでエクセルに間違えた問題と解説を貼り付けながら勉強していました
  • 全体的に9割ぐらいの正解率になるまで、このWeb問題集の間違えた問題を中心に復習しました。

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3. 難易度の高い問題集で試験対策:1週間

  • 教材はUdemyの【SAA-C02版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)を使用
  • 65問 x 6回分の模擬問題集が含まれています。
  • セール時は1200円から1500円で購入可能なので、必ずセール時に購入しましょう。
  • 本試験と比べると、難易度は正直高いです。
  • これを3~4周して、平均で80~85%取れるまで何度も繰り返しました。(そもそも難易度が高い問題集なので、9割取れるレベルで繰り返す必要はないと思います。)
  • 間違えた問題や気になる問題に関しては、チェックをつけておいたり、自動的に記録が残るので復習がしやすくておすすめです。
  • 問題の解説が丁寧なので、解説の中で大事なポイントや、分からない言葉はQiitaにまとめていつでも見返せるようにしていました。
  • 自分以外の人に公開する気持ちでアウトプットするとアウトプットの質が高まるので、この勉強方法は個人的におすすめだなと思います。
  • この問題集をやっておけば、本試験で難易度の高い問題が出たとしても対応できるので、余裕を持って合格したい人にはおすすめの教材です

4. VPC周りの理解向上のため、書籍で学習:時間があるとき

  • 本試験に限らず、AWSではまずはVPC周りの知識が必要不可欠
  • VPCやEC2、サブネット、ネットワークACLとセキュリティグループ、インターネットゲートウェイ、NATゲートウェイなどの知識をある程度深く理解出来ないと、問題を解いていても状況を想像できず、辛いと思います。
  • そこで私は書籍:Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築 改訂3版を購入しました。
  • 定価は3000円ぐらいですが、私が購入した時はたまたまセールだったので半額で購入できましたし、中古であれば500円とかで購入可能です。
  • この本は、先ほど挙げたVPC周りのサービスや機能について図解で丁寧に解説しているので、非常にわかりやすかったです。
  • 書籍の内容には、ハンズオンが含まれているため、ハンズオンを省けば1日で読み終えることができると思います。
  • この本を読んでからVPC周りの知識を深く理解できるようになり、問題を解いていてもイメージが湧くようになったので、本当におすすめです。
  • 試験に合格することだけにフォーカスしている人もいると思いますが、AWSの試験は模擬問題集を暗記すれば解答できるほど甘くないですし、実際のサービスのイメージが出来ない状態で問題集を解き進めるのは精神的に辛いと思うので、こういうサービスのイメージを掴める書籍を1冊持っておくと良いと思います。

試験当日について

  • PSI経由でテストセンターで受験しました。
    • 実はピアソンVUE経由でオンラインで一度受験をしたのですが、パソコンがフリーズし、試験を受けれなかったため、無難にテストセンターで受けることにしました。
  • 最近、都外に引っ越した関係で、1番近くのテストセンターが家から1時間かかり、正直めんどくさかったですが、確実に受験できるのでおすすめです。
  • とはいってもテストセンターでもトラブルはあり、私が受けた当日は、ピアソンVUEで障害が発生したようで、AWS試験含む全ての試験が中止になっていました(PSI経由で申し込んで良かった。。)
  • テストセンターまで受験するのはめんどくさいですが、オンライン受験よりは確実に受験できますし、オンライン受験のためのスペースを確保出来ない人や、家を片付けるのが大変な人はテストセンターで受けることをおすすめします。(最近、オンラインで受験出来るようになったからといって安易にオンラインで受験すると、受験に失敗する可能性があるため、注意です。)
  • 試験については問題集をやり込んでいたこともあって、7割は自信を持って回答でき、3割はフラグを立てて、後で時間をかけて解きました。(フラグを立てた問題数が全体の3割だったので、この時点でおそらく受かっているなという実感がありました。)
  • 時間も30分ほど残して試験を終了すると、「合格」の文字が表示され、無事合格していました!

まとめ

学習の結論

1. 問題集を繰り返し解きながら知識を覚えましょう

  • 試験にはある程度パターンがあったり、出題されやすいサービス(例:S3)が必ずあるので、問題集を解きながら問題のパターンを覚えたり、分からないサービスなどをググりながら学習しましょう。

2. サービスの内容をイメージ出来るように学習しましょう。

試験当日の結論:

1. 2周する前提で問題を解き進めましょう。

  • クラウドプラクティショナー試験を受けた時も感じましたが、試験の最初の数問はちょっと難しいです。
  • なので、そこでビビらないで見直したい問題にはフラグを立てて、まずは1周することを目指しましょう。
  • 1周した後にフラグを立てた問題を見直すと、1周目と比べて問題文の意味をより理解できて、あっさり回答できたりするので、そういうものだと思って、まずは1周サクッと解きましょう。

2. 最後まであきらめないこと!

  • この試験はざっくり7割取れれば合格します。
  • つまり、3割は間違えても良いということです。
  • 試験中に、必ず分からない問題にぶちあたると思いますが、今までの自分を信じて、あせらずに問題文や選択肢を見て、解答しましょう。
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