概要
最近、職務経歴書を更新する機会があったのですが、オンラインマークダウンエディにまとめることで色々良い点があったので、共有します。
モチベーション
- 転職サイトに複数登録しているが、記載内容が共通していることが多く、更新が大変
- 一般的に職務経歴書をWordやExcel用いて表形式で作成することが多いが、管理が大変&見栄えが悪い&フォーマットの調整が難しいため、マークダウンで書きたい
- 職務経歴書は特定URLを知っている人のみ公開したい。この観点だとGithubのREADME.mdにまとめる方法だと、常にパブリックで公開する必要があるため、使えない
解決策
- HackMDというオンラインのマークダウンエディタを用いる
- 限定URLでメモを公開できるため、転職サイトや企業の人事にのみ共有が可能
- 限定URLのパスをいつでも変更できるため、UUIDなどのランダムな識別子を混ぜることで、限定URLがなるべく特定されにくくできる
- Githubのように更新の度にgit add -> git commit -> git pushをしなくて良いため、更新が楽
解決策による効果
- 人事から「職務経歴書を送ってください」と言われた時に、サクッと経歴を共有できるようになった
- 企業やエージェントが用意したフォーマットに合わせて職務経歴書を書く必要がなくなった
- Wantedlyなどで気になる企業にメッセージをする際に、職務経歴書のURLを共有することで、企業からの返信率が良くなる(はず)
- 転職サイトの情報を更新する手間がなくなる(大元のWebの職務経歴書を更新するだけで良くなるため)
職務経歴書を書く上で工夫した点
アピールしたいプロジェクトを詳細に書く
- 仕事をしていて色々なプロジェクトを経験してきてると思いますが、アピールしたいプロジェクトにフォーカスして詳細に書くのが良いと思います。
- 理由は、プロジェクト数が多すぎても読み手へのインパクトが薄れますし、あまり成果を出せていないプロジェクトでいろいろと突っ込まれてももったいないからです。
- アピールしたいプロジェクトに関して詳細に書くことで、読み手に深い印象を与えられますし、色々とつっこまれても困らないと思います。
課題・打ち手・成果を分けて書く
- 転職ドラフトで業務経歴書をレビューしてもらった際にいただいたアドバイスです。
- (わたしが思うに)就転職活動は「企業の課題を解決できるかどうか」がみられると思うので、明確に見出しで課題・打ち手・成果を分けて書くとわかりやすいと思います。
目次を入れる
- 上記で説明したように、各プロジェクトに詳細に書くと全体的に長くなってしまうかもしれません。
- そこで、Webの職務経歴書の利点を生かして、職務経歴書の冒頭に目次を入れました。
- 目次をみて気になる箇所を読んでいただくことができ、職務経歴書全体が長くても問題ない状態としました。