はじめに
はじめまして、JPHACKS2024において 「安心打診おばあ」 を開発しましためろです。
まずはじめに今回開発した「安心打診おばあ」について説明したいと思います。
「安心打診おばあ」とは日常に潜む危険をおばあちゃんに教えてもらえるアプリです。
ただ。言葉だけではあまり想像できないと思うので実際に使ってみてください。
右上の 「使い方」 をクリックすればちゃんとした使い方が表示されます。
実際に使ってみるにはここをクリック
「安心打診おばあ」のJPHACKSでの結果
実際に使ってもらって「安心打診おばあ」がどのようなものか理解していただけたと思います。
次にこの「安心打診おばあ」が残した結果について紹介します。
- Hack Day 名古屋会場 三菱重工業株式会社からのスポンサー賞(商品券10万円分 / チーム)
- Awar Day 進出
- Award Day 株式会社NTTドコモからのスポンサー賞(Keychronのキーボード / 1人)
ありがたいことにAwardDay進出 & 2つのスポンサー賞をいただくことができました。
では、ここからは自分たちのチームのAwardDayまでの流れを紹介したいと思います。
メンバー紹介
自分が所属しているjackというプログラミングサークルでjphacksに出たい人を募集していたので、応募したところチームメンバーが決まりました。紹介したいと思います。
ほぼ全員がハッカソン初心者のチームでした。
- めろ(3年生)
この記事を書いている人です。気が付いたらリーダーになっていました。
バックエンド、gooラボAPIを担当していました。 - みつを(3年生)
めちゃくちゃすごい人です。この人がいなかったらプロダクトは完成していませんでした。
フロントエンドの実装、発表資料作成担当でした。めちゃくちゃ重い仕事なのにも関わらずめちゃくちゃクオリティが高いものを作ってくれました。 - はっしー(1年生)
何度もおもしろい発想をしてくれました。おばあさん要素や安心打診わんこの生みの親です。
プロンプト周りを担当してくれました。
体験記
HackDay当日
みんな同じサークルなのですが、サークルに顔を出していなかったため全員初めましての状態から始まりました。ここまでに決まっていた内容は、僕がリーダーを担当することと、バックエンドはFlask, フロントエンドがReactのWebアプリを作るということだけでした。当然のようにアイディアも決まっていません。
という訳でまずはチーム名決めから始めました。全員が白い服を着ていたため「ホワイト」に決まりました。ここからもいかに即興チームだったかが伝わると思います。
あとから「残業ゼロだったから ホワイト だったよね」などといろいろと意味が加わりました。
という訳で案出しから始まります。
何も決まっていなかったためとりあえずスポンサー賞を狙おうとして、三菱重工業株式会社様のスポンサー賞の条件である「安心・安全」とホワイトボードに書き出して案出しをしました。
そして狙い通りスポンサー賞を頂くことが出来ました!!
まさか選ばれると思っていなかったのでめちゃくちゃびっくりしました。
まさかのAwardDay進出!?
僕としてはAwardDayに進めると思っていなかったので、「そろそろテスト近いし勉強頑張るかー」と思いながら授業を受けていたら、突然みつをから「速報」というメッセージが来て、Award Dayにjackの先輩たちが進出したのかな?めでたいなーって思っていたらまさかの自分たちもAward Dayへの進出が決まっており「!?!?!?」ってなりました。
このメッセージを見たのが授業の最初だったのですが、その授業のその後の記憶は一切ありません。
という訳でAward Day編がはじまりました。
AwardDayまで
定期的に集まって、開発をしていました。
Award Dayまではどのチームもプロダクトをよりよいものにしようと開発をしています。
ただ、ここで自分たちの弱点?が見つかってしまいます。
実は「安心打診おばあ」って拡張性があまりないんですよね。
HackDayの時に考えていたことはすべて実装できていましたし、逆に機能を増やしすぎるとユーザーが予定を入力しておばあからアドバイスをもらうというメイン機能がメインだと分かりにくくなってしまったり、使いにくくなってしまう可能性があります。
かといって機能のパワーアップをしようと思っても、アドバイス生成部分は既に生成AIにより満足がいく内容が返ってくるようになっていたため変にいじりたくありませんでした。
このような状況であったため、何を改善すればいいのかを考えることがとても難しかったです。ただ、チームでこういうのどうだろうということをたくさん話し合った結果、よさそうなアイディアが2つ出てきました。
というわけで自分たちは以下の2つをすることにしました。
- 新キャラクター実装
- gooラボAPIを使う
それぞれ説明したいと思います。
新キャラクター実装
みつをが新キャラクターを追加しようというアイディアを考えてくれました。
自分は当初「おばあ」要素が薄れてしまうからしない方がいい気がすると伝えたところ、
「マリオはルイージとかキノピオがいるけど、マリオがメインじゃん」というマリオ理論を伝えられてめちゃくちゃ納得しました。
そして新キャラクターとして何を追加する?という話し合いのときにはっしーが「安心打診わんこ」を考えてくれました。
わんこは発表や展示会でかなりウケていました。
gooラボapiを使う
NTTドコモさんのスポンサー賞の条件がgooラボapiを使うことで、他のチームは使わないだろうと考えていたので、この賞を狙いました。
自分たちのプロダクトにはそのまま使える機能がなかったので、どう使うかをかなり試行錯誤しました。
結果的に、gooラボapiでしかできないことを探すことができてよかったです。
今回Best Hack AwardとBest Audience Awardを同時受賞したOriCubeもgooラボapiを使っていたので、実質自分たちが一番だったということで。
AwardDay当日
発表を聞いていたら、どのチームもめちゃくちゃすごかったし、面白いアイディアだったし、あとなぜかどのチームもしれっとgooラボapiを使っていてやばいやばいって思っていました。
そしていよいよ自分たちの番になりました。
緊張であまり覚えていませんが、けっこう笑ってもらえた記憶があります。
自分たちの発表では面白さとインパクトを重視していたので結構うまくいったなと感じていました。
その後のことはあまり覚えていません。
授賞式まで飛びます。
気が付いたらスポンサー賞発表でした。
NTTドコモ賞の発表のとき2024年で間違いなく一番緊張していました。
そしてなんと!「ホワイト 安心打診おばあ」との発表が!!
めちゃくちゃ嬉しかったです。
あとjackの先輩チームがBest Hack AwardとBest Audience Awardの2冠していました。
同じサークルの先輩たちすごいなーっていつも思っていたら、本当にすごい人たちでした。
という訳で自分のJPHACKS2024体験記を終わります。
感想
自分は普段は競技プログラミングや機械学習コンペにちょくちょく参加する感じで、開発経験は実は全然なくて、JPHACKSに申し込んだ段階では、開発経験はほぼゼロでした。
そんな状況だったので、参加するかかなり迷っていたのですが、勇気を出して1歩踏み出したところ、めちゃくちゃいい経験をさせていただきました。
開発力も、チームでの開発経験も、成功体験もすべて経験することができて、自分もJPHACKSによって人生が変わった側の人間になりつつあります。
もっと勉強をして、来年度はもっといいプロダクトを開発したいなと思いました。
最後に
ここまで読んでくださってありがとうございました!
最後になりましたが、JPHACKSを運営してくださった方々、一緒に開発をしてくれたチームメンバー、スポンサー賞をくださった企業様、そして何度も相談を聞いてくださった @crinoid さん本当にありがとうございました!!
宣伝
ここからは宣伝をさせてください。
まず2日後にはjackの先輩であるゆってぃーさんが「jphacks優勝記」を書くみたいなので楽しみにしましょう。
自分自身もめちゃくちゃ楽しみにしています。
また、自分が所属しているjackにおいてjackアドベントカレンダーを行っており、
そこで今回のチームメンバーが記事を書いているのでぜひ読んでほしいです。
- はっしー
文章書く能力がすごいです。めちゃくちゃ面白い記事になっているのでぜひ。
プログラミングぺいぺいのJPHacks体験記 - みつを
デザインについての記事です。自分は5周しました。
【1年生必見】少し良いスライドを作るための3原則
またこの記事以外にもjackアドベントカレンダーには、たくさんの面白い記事があるのでぜひ読んでみてください。
もちろん僕が書いた記事もあります。