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AWS(linux環境)で標準時刻をJSTに変更する

Last updated at Posted at 2024-06-15

はじめに

新人の時から所属している現場は、
そろそろ15年くらいの大規模システムです。
また自分自身インフラチームではないのもあり、
サーバ構築とか特に環境設定を変更する機会はありませんでした。

そして先月末(2024/5)、初めてAWS EC2サービスを使ってサーバ立ち上げたのですが、
途中JSTになっていないことに気づきました。

色々ググってJSTへ設定が変更できたので、その手順を残します。

1) 必要なsetting fileの在処確認

#setting file
ls -la /etc/localtime
ls -la /etc/sysconfig/clock
ls -la /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo

ここで勘づいて、確認したわかったこと!
/usr/share/zoneinfo 下位には、
地域ごとディレクトリー、
さらにその下位に地域ごと標準時刻ファイルが存在しています。

2) バックアップ

#backup
cp -ip /etc/localtime /etc/localtime_bk

#backup後、比較元と差分がないことを確認
diff /etc/localtime /etc/localtime_bk

シクったら怖いですからね。
(これは職業病みたいなもんかもしれないです)

バックアップは基本中の基本。

3) localtime自体はいじらない。リンク機能を生かそう!

#標準時間(東京、JST)ファイルが、localtimeとして読み込まれるリンク付け
ln -sf /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime

これでできた!と思ったら・・・

サーバ再起動したらJSTからGMTになってしまうので、
さらに設定が必要でした。

4) 再起動しても、標準時刻は変更したままにする

#No turn back to GMTorUTC when reboot
ls -la /etc/sysconfig/clock

vi /etc/sysconfig/clock #iを押したらinsertモードになります!
-> ZONE="Asia/Tokyo" #に変更する
-> UTC=false #に変更する。

私が利用したAWSインスタンスは、ap2-southeast-2 でしたが
それと関係なく最初はUTCで設定されているようです。

ちなみにリンク付けのコマンドは、なかなか使ったことがありません。
(インフラだったら使いますかね?)今回初めて試したコマンドでした。

ln #:link コマンド
 -s:symbolic link 
 -f:force #強制的にリンク付ける

(例) Bファイルを実行したら、Aファイルを読み込むことになります。

ln -sf A B
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