はじめに
vimを使って矩形選択(くけいせんたく)をする方法。
ドットインストールの「vim入門」の中で覚えたvimで矩形選択をする方法が、いざ使いたいときに忘れているので備忘としてメモする。
やりたいこと
$cat hoge.txt
12345
12345
12345
↓ 上記の文章をvimを使って以下のように編集する。
$cat hoge.txt
aaa12345
aaa12345
aaa12345
手順
- ノーマルモード(ESCキー)にて、文字を挿入したい位置へカーソルを移動する。
- 矩形選択をするため、ctrl+vキーを押下する。(このときVISUAL BLOCKと表示される)
- 挿入したい行数分、↑キーor↓キーで範囲を指定する。
- 挿入モードになるため、Shift+iキーを押下する。(このときINSERTと表示される)
- 挿入したい文字を入力した後、ESCキーを押下する。
説明
vimのモードについて
ビジュアルモード
ノーマルモードにてvキーを押下すると、範囲指定できる状態になる。
※入力モードへ切り替える際に、iキーを押すのと同じようにvキーを押します。
※「:set showmode」で現在のモードを表示するように設定されていれば、「VISUAL」と表示される
矩形ビジュアルモード
ノーマルモードにてctrl+vキーを押下すると、矩形選択できる状態になる。
※「:set showmode」で現在のモードを表示するように設定されていれば、「VISUAL BLOCK」と表示される
その他
サクラエディタで矩形選択する方法
- マウスで矩形選択
Alt+ドラッグ:クリック位置からの矩形範囲選択ができます。
- キーボードで矩形選択
Shift+[F6] で矩形範囲選択モードになり、あとは通常のカーソル移動で矩形範囲を変えていきます。
[Esc] キーで矩形範囲選択モードをキャンセルできます。
Eclipseで矩形選択する方法
alt+shift+aで、モードの切り替えが出来る。
秀丸で矩形選択する方法
alt+ドラッグ:クリック位置からの矩形範囲選択ができます。