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AWS認定資格 DevOps エンジニア プロフェッショナル合格記 長文読解の疲労感がハンパない

Last updated at Posted at 2023-02-15

長文問題75問を180分内の時間内でどうやって見直し時間確保するのか

都合6回のAWS資格受験で今回初めて見直し時間を確保できず、2周目の50問目あたりで時間切れに。他の方も言及されてるがプロフェッショナルレベルの試験は180分の長丁場をフルで脳みそ使うので非常に疲れる。自分も本試験途中で集中力が切れて問題文が頭に入ってこず、問題文を頭から何度も読み返す状態に陥る時間があった。この後受験予定のSAPではこの点の対策が必要と痛感する。

DOP試験概要

 項目  説明
試験LV プロフェッショナル 上位レベルの資格。AWSには初級1、中級3、プロ2、専門6の合計12の資格がある。12個全冠目指す人もいるが個人的には費用対効果の高い初級と中級の4冠の取得がお勧め。 プロは難易度知っている人には一目置かれるけど知らないひ人には響かないんだよな。
試験範囲 開発者向け Cfnの質問多かった気がする。詳しくはAWS公式サイトの試験ガイドを見よう。
受験に必要な資格 とくに無し 誰でもいつでも受けれます。
試験時間 180分
試験問題の形式 全75問の選択問題のみで実技はなし、複数選択もあるので「2つ選択」などの文字を見流さないように。採点対象外の問題が10問含まれる。
試験会場 試験会場 or リモート受験
試験日時 1年中 有難いことにいつでも受験できる。空いている枠に予約入れて受験料の支払いして申込完了。
試験バージョン DVA-C01,2023年2月末で改訂入る。試験範囲変わるので受けるなら更新前の駆込みか改定後に情報出揃うまで様子見で。
合格判定スコア 100~1000までのスコアで750以上で合格
合否判定通知 その場 or 後日通知 条件は不明ですが終了後に即時画面表示する場合と表示出ず後日(5時間程度)で通知のみのケースがある。(合格ラインギリだと即時表示されない?)
資格の有効期間 3年間 失効前に更新する必要がある。DOPの初合格か更新でDVA、SOA、CLFが再認定されるのでお得。

試験結果:合格:スコア846

項目 説明
合否 スコア846にて無事合格 試験会場では即時結果表示されず、数時間経って通知
受験日 2023/02/11
受験方式 試験会場でピアソンVUEにて受験
試験結果の内訳 全ての項目で「コンピテンシーを満たしている」をマーク
試験時間の使い方 180分で途中退出なし、2周目の見直しは50問目くらいで時間ぎれになった

試験対策

教材・勉強方法

使った教材(★=必須,●=お勧め,▲=任意,△=微妙)

お勧め度 教材 形式 教材の使い方
試験ガイド PDF 開始前に出題範囲を把握
公式サンプル問題(10問) PDF 学習開始時に自分のLV感覚掴むために使う
Exam Readiness SkillBuilder まずはこれやろう
公式模擬試験(20問) SkillBuilder 今は無料なので受けとこう。解説までよく読んで理解
TeckStock(DOP WEB問題集) Web 解説とリンク先の各ドキュメントの読み込みをして使ったことないサービスでもイメージできるようにする

支払ったお金の総額:39,028円

No 明細 金額(税込) 備考
1 受験料金  33,000円 それなりにするので一発合格を目指そう。合格すると受験料が半額になるバウチャー貰えるので受験料の高いプロとスペシャリスト向けにストック
2 Teck Stock(3ヶ月) 6,028円 合格するだけならこれだけでいい気がする。アソシエイト3種までは1000円(税抜)安い料金プランあるのでプロの取得目指さないならそちらがお勧め、Udemyと違って3ヶ月の期間制限があるので注意

費やした時間の合計約60時間

項目 内容 補足
試験対策期間 14日  2023/1/28~2023/2/11
勉強時間の合計 約60時間  DVAとSOA受けたので単体の試験対策としては短縮できた。
平日 平均4時間 最大6時間程度でまちまち、長文問題に疲れた時は問題とかずにインプットに努めた。
週末 平均4時間 平日と同じくらい、とにかく長文問題で疲労するので休むのも大事と思ってあまり詰め込みすぎないようにしていた。

試験を受けての感想

体調管理が重要

問題文の読み取りに頭をフル回転する必要があるので、試験対策で問題解くのも本試験でも非常に疲れる。試験対策期間中は日々ノルマを消化しつつもしっかりと休息して長文を読み取りできる体調を維持するのが重要。無駄に体力使わないためにも試験対策中であってもわからない問題はさっさと飛ばしてインプットしてから再チャレンジした方がいい。

試験開始時点のスペック

自分は勉強始めた時点で公式模擬試験、サンプル問題、TeckStockの65%〜75%くらいは正答できてた。ただし75問を180分で解けず4時間程度かかっていたので1問あたり2分で回答できるようにスピードアップするのと残り10%くらいの点数アップが課題だった。

長文対策にお勧めの教材は?

まずお勧めしたいのはデータベースペシャリストのExam Readiness。この教材の問題のポイントを読み解くロジックが非常に参考になった。後はいろんな人の合格した感想をよむといいと思う、自分がリサーチできたものは後述する。

個人的に受けて良かった?その後の業務で役立つ?

クラウドフォーメーション(Cfn)がかなり詳しくなった。Cfnのテンプレート作成のベストプラクティスが体系だって学べるのが良い。あとベタだが本試験の準備を通じて試験範囲のサービスが一通り俯瞰した状態で頭の中にマッピングできるのが良い。Elastic BeanstalkとOpsworksについては試験に必要な表面的な知識だけ覚えるくらいしかしなかった。

SOA、DVAは先に取得しておくべき?

先に2つ取得しておけば本試験については長文対策のみで短期間で取得可能なはず。
自分は受験前にセキュリティスペシャリストとデータベーススペシャリストも取得したがセキュリティとDBについてはどの試験でも繰り返し聞かれるのでこれは戦略としては良かったと思う。何よりDBの試験対策で出会ったExam Readinessの出来が秀逸でプロフェッショナルを受ける人には万人にお勧めしたい。

試験準備にかけた時間は?

約2週間と短期間での受験だったが毎日4時間以上は使っていたのでスペシャリストに比べ大分時間はかけた。長文問題に対する耐性をつけるのためにはひたすら問題とかないといけないけどこれに時間を取られる。初級資格のCLFだと65問を30分で回せるが、DOPだと75問解くのに初回は4時間もかかっていた。当然これだけ時間かかると試験時間の180分で全問回答できないのでいかに早く文章を読み取り、間違った選択肢を省いていく文章読解力をどうにかして鍛えるかが課題だったのだが、結果見直し時間は確保できず次に受験予定のSAPに課題を残す結果になった。

長文読解のポイント

まる暗記したものがまんま出るというラッキーはあるにはあるんですが、そういうのは置いといて。ベースとなる知識があっても長文の読み取り能力でスコアが100くらいは上下すると思うのでその点まとめておきます。

  1. 問題文から「可用性を維持し」「コストを最適化し」「移行が容易で」「リアルタイムで」等の実現したいことの条件となるキーワードを抽出する。
  2. どちらでも成立する選択肢で迷ったら「最も」「最大限」などの形容詞で判断する。
  3. 質問文が一読してわからなかったら、もう一回質問文を読むんではなくまずは選択肢を読む。
  4. 長文選択肢を1つづつ読む前にの冒頭の20文字くらいで分類する。
    冒頭が同じ選択肢の文を2つの同時に目でおっていき、どこに差分があるか確認する。
    冒頭が同じで細部が違う選択肢のどちらかが正解というケースがあるのでそのパターンにかける。
    ただし体感的にはそういうパターンもあるだけって程度。
  5. 短時間で解ける問題を見逃さない
    問題文から正解になりそうなAWSサービスを特定できたら、すぐに選択肢にそのサービス名があるか確認して存在してたら他の選択肢のさらっと確認だけしてさっさと次に行く。
  6. 正解と思われる選択肢の言い回しが気になる場合は、他の選択肢の否定的要素を見つける。
    多分これが正解と思っても日本語の言い回しや手順が省略してあって迷った時は正解だと思う選択肢の微妙な言い回しではなく不正解だと思う選択肢が確実に不正解かどうかで判断する。
  7. 複数選択の場合、1つの実現したいことの一連の流れなのか、
    実現したいことを別のやり方で複数回答するのかを判断する。
  8. 選択肢の問題の作り方が間違え探しパターンなのが見抜く。
    質問文の意味がわからなくても機能的に出来ないことを追うだけで正解に辿り着くことができるケースがある
  9. 重要でない描写「あなたはDevOpsエンジニアとしてXXXに取り組んでいます」とか
    定番構成の3層構造を長々と描写しているくだりを脳内変換して短文にして読み進める
  10. パッと見全然わからないものは、質問の最後の行を読む。
    それでも質問の意図読み取れないなら適当に選択してさっさと飛ばす。

以上
あと、180分は長い、体力落ちてきてどうしても文章が頭に入らない時はストレッチしよう。これもテクニックだ。


この試験の前に受けた試験

この試験の後に受けた試験

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