はじめに
初心者の私がArch Linuxをインストールする際にハマったことについてまとめます。
私は全くLinux触ったことのない状態でやりました!
対象読者
この記事は、次のような方を対象としています。
- はじめてArch Linuxをインストールする方
- Arch Linuxに興味ある方
- Arch Linuxのインストールに挫折したことがある方
準備した環境
1万5千円ぐらいで買った中古のデスクトップパソコンを使いました。
- 型番
- HP Compaq Pro 4300 SF
- CPU
- Intel Core i5-3470S
- メモリ
- 8GB
- ディスク
- SATA SSD 120GB
インストール時の環境
- テキストエディタ
- vi,vim
- ブートローダー
- systemd-boot
- キー配列
- JIS配列
※私は、有線LANが認識されなかったため、USBのLANアダプターを用意して使用しました。
ハマったこと
インストールガイド - ArchWikiを参考にしながらインストールしました。その中で私がハマったところを紹介します。
ESPにベースシステムをインストールしてしまった
パーティションエディタparted
を使って次のようにパーティショニングしました。
ブロックデバイス名 | 役割 |
---|---|
sda1 ※1 |
/ 用パーティション |
sda2 | ESP(EFI System Partition)用パーティション |
ベースシステムをインストールするとき、/mnt
にマウントするブロックデバイスを sda2
に間違えてしまい容量不足のエラーで失敗してみました。
マウントする前に、lsblk
コマンドで確認すれば、この間違いは防げました。
インストールするブロックデバイスを間違えていても
途中までは、うまく行ってるように見えてしまうので事前確認が大事です。
※1 私の環境は、ディスクがSATAで接続されているため、ブロックデバイスのプレフィックスは、sd*
ですが、
NVMEで接続される場合は、nvme*
になります。
キー配列の設定をちゃんと毎回する
これ結構重要で、キー配列の設定をしないと、やテキストエディタでの編集、コマンド打つときに苦労します。
やり直すたびに、リセットされるので、loadkeysコマンドで、毎回設定してください。
ブートローダーの設定に困った
ブートローダーの設定をする際に、何種類かの中から、一つ選択してインストールします。
PCがUEFIかBIOSかによって使えるブートローダーが変わってくるので、またUEFIマザーボードでも設定によっては、レガシーBIOSモードになっている場合があるので気を。つけたほうが良いです。自分が使っているPCがUEFIかBIOSかしっかり事前に調べておきましょう。
ファイル名がArchWikiと違うことに注意
ArchWikiに載っているコマンドを見たまんま、打つと自分の環境にあっている状態ではないので、その後の動作を行ったときにエラーが起きるので、自分の場合はファイル名がどうなるかなど、しっかり考えてから、打つことが大切です。私はブートローダーの設定の際にesp
を/boot
にしなければいけないところを、そのままesp
とずっと打っていました。
最後に
- コマンドや設定ファイルはあくまでサンプルであるため、意味を理解して書こう!
- 確認方法が大事。
- 環境差異、好みに応じて使用するパッケージは変わる。
- 英語であったとしても、エラーメッセージをしっかり読むこと。
- エラーメッセージが出ていない場合は、うまくいっている証拠!
- UNIX原則が大切。
ArchLinuxインストールしてみませんか??