はじめに
AZ-900の資格取得に向けた学習の中で学んだことを簡単にまとめます。
この記事では下記のサービスを紹介します。
- Azure Virtual Machines
- Azure App Service
- Azure Functions
- その他
Azure Virtual Machines(VM / 仮想マシン)
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仮想化技術によって物理サーバー上に作成された仮想コンピュータ。物理コンピュータと同様、OSやその上で動作するソフトウェアを利用可能。
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ハイパーバイザーというソフトウェアを使用して複数のOSを同時に稼働させる。
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下記特徴を持つ。
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スケールアップとスケールアウト
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仮想マシンスケールセット
複数の仮想マシンを一つのグループとして管理し、スケジュール/負荷に応じて仮想マシンを自動で増減可能 -
仮想マシンの課金
- 仮想マシンの稼働に対しての課金
- ストレージ利用量に対しての課金
- ネットワーク利用量に対しての課金
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料金プラン
- 従量課金
⇨使った分だけ課金 - スポットVM
⇨Azureの未使用リソースを安価で提供 - Azureハイブリッド特典
⇨既存のオンプレミスのライセンスをAzureで利用してコスト減 - Azure RI (Azure Reserved VM Instances)
⇨予約割引(1年/3年)によるコスト削減 - Windows Server 2008のセキュリティ更新の延長
⇨サポート終了後3年間無料でセキュリティ更新プログラム利用可能 - Azure開発/テスト価格
⇨開発テスト用の従量課金制プラン - 専用ホスト
⇨専用の物理サーバーで 一つ以上の仮想マシンをホストできる - Azure DevTest Labs
⇨開発担当者は仮想マシンとPaaSリソースを自己管理でき、数分でテスト環境を作成可能
- 従量課金
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Azure App Service
webアプリケーションやAPIをホストするためのサービス。
- インフラの管理が不要
⇨Azure App ServiceはPaaSのため、インフラの管理はAzureが行ってくれる - 様々な言語を利用可能
- 全てのリージョンでホスト、スケーリングできる
- 他のSaaSサービス、オンプレへの接続
⇨50以上のコネクタが用意されている - 別サービスアカウントを利用した認証
Azure Functions
アプリケーションを実行するためのサーバーレス環境。
- サーバーの構築および管理が不要
⇨基本設定と、ソースコードをアップするだけ - 需要に応じて自動スケーリング
- 様々な言語を利用可能
- 他のAzureサービスとの連携
⇨様々なAzureサービスのイベントをトリガーとして実行可能
その他のコンピューティングサービス
Azure Container Instances (ACI)
サーバー管理なしでコンテナ環境(Docker)を実行できるコンテナサービス。
Azure Virtual Desktop (AVD)
Azure上で仮想デスクトップ(VDI)環境を利用できるサービス。
Azureがインフラ環境の管理を行ってくれることがAVDの利点。
Azure Batch
大規模なバッチジョブを管理、実行してくれるフルマネージドの実行環境。
Azure Logic Apps
ジョブやワークフローを作成できるサーバーレスの実行環境。
参考書籍
「Microsoft認定資格試験テキスト AZ-900:Microsoft Azure Fundamentals」 須谷聡史/富岡洋/佐藤雅信