私はペンタブがマウス代わりです
昔昔、mac に接続されていたペンタブを初めて触った時衝撃がおきました。
「マウスよりめっちゃいいやん!!」
ワイヤレスなマウスがなかった時代、ケーブルがひっかかってマウスがひっかかる。マウスを動かしてるうちにマウス稼働範囲の限界まで到達したのでもちあげてマウスポジション。略してマウポジの調整を繰り返す、そんな日々。 でもペンタブなら大丈夫。可動範囲がそのまま画面の位置に対応しているので直感的にマウスカーソルの位置ばピシっと決まる。素晴らしい。そんな衝撃もあって私はマウスを使わずにペンタブを使うようになったのです。
ペンタブって不便
しかし世の中はペンタブにやさしくありません。マウス使用を前提としたアプリはペンタブを使って操作をすると色々と思った通りに動いてくれない事が多々ありでした。特にゲーム。FPS とかはペンタブを使うと移動位置が移動量とみなされて視界がグルグル回り、Unity4 時代はクリックをうまく認識してくれず、所々でマウスを使わざるを得ない状況に。 世知辛い世の中です。
前置き終わり、やってみようか
この記事、ペンタブでモデリングできるかの確証が無いままに書いてます。これから Blender を導入してペンタブでモデリングに挑戦してみます。うまくいけば万々歳。失敗すればこの原稿は没。まぁ、せっかく書いたので失敗記事として投稿するかもしれませんが、とりあえず書いてから考える事にしよう。
Blenderインストール
Blender は Steam からインストールする事にします。まずは、Steam を立ち上げます。
- Cortana さんから呼び出すか、スタートにピン留めするかで Steam を起動
- 検索キーワードに Blender と入力し、ポップアップされた Blender をクリック
- Blender ページから 無料 をクリック
- 次へ
- 完了
- Blender のダウンロードとインストールが開始されますので、完了するまで待ちます
- 完了すると、完了通知がひょこっと現れます
- Blender を起動します。ライブラリ→ソフトウェアをクリック、Blender を右クリックし、アプリを起動をクリック
- 起動完了
- 日本語化するため、まずは File → User Preferences... をクリック
- 設定ウインドウの System タブをクリック
- Internasyonal Fonts をチェック
- Language で Japanese (日本語) を選択
- Translate (翻訳) で Interface (インターフェ...) と Tooltips (ツールチップ) をクリック
- Save User Settings (ユーザー設定の保存) をクリック
- 設定ウインドウを閉じる
パイメニュー設定
- ファイル → ユーザー設定... をクリック
- 設定ウインドウで アドオンタブを選択
- 検索テキストボックスに pie menu と入力
- Pie Menu: UI Pie Menu Official をチェックして、ユーザー設定の保存をクリック
ペンタブ設定
Blender の準備ができたので、次はペンタブの設定を行います。今回の例ではペンタブは WACOM の INTUOS CTH-480 の前提で設定を行っていますが、その辺は各自読み替えてください。 サイドボタン下に右クリック、サイドボタン中クリックを割り当てます。設定の前に、Blender が起動している状態にしておきましょう。
- ワコムタブレットのプロパティを開く
- アプリケーションの + をクリック
- Blender を起動してる状態にして、アプリケーションの選択で blender を選択し、OK をクリック
- blender を選択し、サイドボタンの上を中ボタンクリックに設定
以後の説明では下記のように記述します。
ペンタブ | ブログ内の記述 | マウスオペレーション内容 |
---|---|---|
サイドボタン上 | サイド上 | 中クリック |
サイドボタン下 | サイド下 | 右クリック |
クリック | クリック | 左クリック |
ペンタブオペレーション
|やりたい事|オペレーション|
|:--:|:--:|:--:|
|視点変更|サイド上+ペン先動かす|
|視点平行移動|Shift+サイド上+ペン先動かす|
|ズーム|Ctrl+サイド上+ペン先動かす|
|オブジェクトの選択|サイド下|
|キャンセル|サイド下|
案外うまくいきました。基本操作はこれでバッチリっぽそうです。要は右クリック、中クリック、左クリックがペンに割り当てできればマウスと多分そんなに変わらない操作性でいけるんじゃないかなと思います。とりあえずこの記事がボツにならなくてよかった。
ではまた。