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AWSとは、をまとめてみた

Last updated at Posted at 2014-06-19

AWSをさわったことが無い人に、「AWSとは」の前提を説明する資料として自分なりにまとめてみました。

AWSの概要

主にWEBサービスを構成するためのインフラ系のサービス群を提供するサービス。

AWSを用いてWEBサービスのインフラを構築している個人としては、以下のメリットを感じています。

  • 必要な時に必要な分だけのリソースが確保でき、構成変更に柔軟に対応できる。
  • スケーラビリティと高可用性のある構成を手軽に構築できる。
  • 世界各地にあるデータセンターを手軽に利用できる。
  • WEBサービス向けのサービスが充実しており、DBやDNSなどのかなりの部分をAWSに任せられる(運用や構築の大部分を自分たちでしなくて良い)。

料金

基本的に使用しただけ請求される従量課金方式。
クレジットカードのドル払いで1ヶ月単位での請求となる。
AWSを開始して1年間は無料枠もあるため無料で試すことが可能。

AWSへのアクセス手段

aws_access.png

以下の3つが存在する(REST APIを使ったCliもあったりする)。

アクセス手段 認証方法
REST API 秘密キー、アクセスキー
SOAP API X.509証明書
Management Console(WEBベースインターフェース) ユーザ名、パスワード

APIアクセス用に様々な言語のAPIが用意されている(ツール | アマゾン ウェブ サービス(AWS 日本語))。

AWSのアカウント

AWSのサービスの1つとしてAWSのアクセスコントロールが行えるIAMがある。
マスターアカウントとは別に作成したIAMユーザから上記のアクセス手段を利用できる。
マスターアカウントだと全ての権限があるのでIAMユーザなどを使ってAWSにアクセスすることが推奨される。

AWSのデータセンター

世界各地にあるデータセンターを利用できる。
リージョンとアバイラビリティゾーン(AZ)とエッジロケーションが存在する。

アバイラビリティゾーン(AZ)

それぞれ異なる場所に存在するデータセンター。
AZにまたがってサービスを提供すると1つのAZがトラブルや災害で駄目になっても、もう1つのAZでサービスを継続できる。

リージョン

近くの地域にあるAZの集合。
1リージョンに2-3のAZが存在する。
アカウント取得時期やリージョンによってAZの数は異なる。

エッジロケーション

主にサービスの利用者(エンドユーザ)に関係するデータセンター。
AWSのDNSやCDNサービスの提供のために利用される。

AWSでとった方が良い基本戦略

とった方が良い戦略は、端的に言えば「巨人の肩の上に乗る」。
AWS-CloudDesignPatternなどを利用し、提供されているサービス群を目的にあわせて適切に活用する。
アンチパターンはEC2で全部自分でやる。

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