1990年代〜2000年代の話です。
c言語のコーディングルールで、if文やfor文に対して次のようなルールが有りました。
ブラケットは1段下げて記述すること
つまりこういうルール。
良い例
if (x == y)
{
doSomething();
}
悪い例
if (x == y) {
doSomething();
}
昔のコーディングルールといえば、MISRA Cがあったくらいしかで、
あとは各社がそれぞれ独自で決めてましたし、
いまみたいにGithubで世界中のコード見る機会もなくて、
なんか技術書からの受け売りスタイルとかが主流だったりして、
異なる技術書愛読者の、流派の異なる二人がぶつかってよくどっちに統一すべきか揉めてました。
(このような事象を宗教論争と呼んでたんですが、ご存じない??)
まあそういった時代背景もあって、
ちゃんとコーディングルールが規定されてて偉いなーとか思ってたわけです。
それでふと、会社の人に聞いてみたわけです
どうして、1段下げるスタイルが採用されたんですか?
と。
声の大きい社員が勝手に決めた・・・くらいの回答を期待していたら
予想の斜め上の回答が返ってきました。
え?だって1行増えるからねー。
昔はコード1行いくらの時代だったんだよねー。(真顔)
へーまじかー。(白目)
もう昔話なので真偽の程は定かではないのですが、
売上を釣り上げるために、不要に水増しコードを作成していた、
そんな時代があったのかもしれませんね。
(補足で、今はちゃんとできたシステムでいくらーとか、派遣業務で時間いくらーとかやってます)
あとは、わたしが入社したときにはさすがに廃止されていましたが
ファイル名はわかりやすい名前をつけよう(ただし4文字)
もなかなか破壊力がありました(笑)
これはシステムの制限で、
- ファイル名が8文字しか入れらんない
- 加えて拡張子が4文字持っていくので、残り4文字
ということみたい。
以上、昔ばなしでした。