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【NewRelic】LookupTableにREST API経由でCSVファイルをアップロードする。

Last updated at Posted at 2024-05-27

NewRelicのLookupTableという機能を使ってみました。

LookupTableとは

  • メトリックとは別でCSVをテーブルとして保持できる機能
  • 上記をNRQL上でも表現可
  • メトリックと組み合わせることで、管理しやすくなる。

アップロード方法

ブラウザ(NewRelicのコンソール)からアップロードする方法とRESTAPIを使った方法の2つがあります。

インプットとなるCSVの値がそんなに変動しない場合は、手動アップロードで良いですが、そこそこの頻度で値が変わったり定期的にアップロードする仕組みの場合は後者のAPIを使った方法が良いです。
ということで後者のやり方を確認してみます。
※手動アップロードについては画面をポチポチ押すだけです。

環境

  • Windows11(ただのPC
  • Python(Ver3.11

準備

  • Pythonのインストール
  • API連携に必要な以下の情報の取得 ※APIキーはNewRelicのコンソールで作成・取得可
    • アカウントID
    • APIキー
  • アップロードするCSVファイル
    • 今回はそれっぽい架空のシステムの情報をまとめたCSVを用意
      image.png

スクリプト作成

  • 以下サンプルです。CSVファイルをJSON変換して、CurlコマンドでLookupTableへPOSTしています。
  • 文字コードですが、SJISだと文字化けしてしまうので注意しましょう(UTF-8なら日本語でも大丈夫
  • エラーハンドリングとかはガン無視
Try_NR-csvdataUpload-api.py
import subprocess
import json
import csv

# アカウントIDなど
endpoint = 'https://nrql-lookup.service.newrelic.com/v1/accounts'
account_id = '<NewRelicアカウントID>'
table_name = '<任意のテーブル名>'
api_key = '<APIキー>'
# CSVファイルのパス  ↓対象のCSVファイルを指定
csv_file = r'C:\temp\fictional_systems_and_servers_japanese.csv'
# CSVファイルからデータを読み取ってJSON形式に変換する
def csv_to_json(csv_file):
    data = {
        "table": {
            "headers": [],
            "rows": []
        },
        "description": "CSV data upload"
    }
    with open(csv_file, 'r', newline='', encoding='utf-8') as file:
        reader = csv.reader(file)
        data["table"]["headers"] = next(reader)  # ヘッダーを取得
        for row in reader:
            data["table"]["rows"].append(row)
    return data

# CSVからデータを読み取ってJSONに変換
data = csv_to_json(csv_file)

# Curlコマンドを構築
curl_command = [
    'curl',
    '-X', 'POST',
    '-H', 'Content-Type: application/json',
    '-H', f'Api-Key: {api_key}',
    '-d', f'{json.dumps(data)}',
    f'{endpoint}/{account_id}/{table_name}'
]

# Curlコマンドを実行
subprocess.run(curl_command)

結果

  • 上記スクリプトを実行してみました。(モザイク多めですいません・・
    テーブル名は「Testupload」という名前にしてみました。
    image.png

  • NewRelicにサインインして、確認します。LookupTableは「Logs」の中にあります。
    「testupload」というテーブルがいますね。

image.png

  • NRQLで「testupload」の内容を確認してみます。Lookuptableを参照する場合は、「lookup」を使用します。
    FROM lookup(testupload) SELECT *
    CSVの内容が連携されていることが確認出来ました!
    image.png

参考:NRQLで使ってみる。

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