3
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

Pythonスクリプトの実行

Last updated at Posted at 2020-06-28

#目次

1. シバン行
2. WindowsでPythonスクリプトを実行する
3. MacやLinuxでPythonスクリプトを実行する

##1. シバン行
このスクリプトを実行するのはPythonであることをコンピュータに伝える働きをする。
※シバン行がなくてもIDLEからスクリプトを実行することは可能だが、コマンドラインから実行するにはシバン行が必要

Windows.ver
#! python3
Mac.ver
#! /usr/bin/env python3
Linux.ver
#! /usr/bin/python3

##2. WindowsでPythonスクリプトを実行する

Windowsでは、Pythonのインタプリタは、

  • C:\Python36\python.exe

  • %HOMEPATH%\AppData\Local\Programs\Python\Python36-32\python.exe

  • %HOMEPATH%\Anaconda3\python.exe

にある。

あるいは、.pyファイルの先頭のシバン行を読み込んで、適切なバージョンのPythonインタプリタを実行してくれるpy.exeがある。

Pythonスクリプトの実行を簡単にするには、py.exeでスクリプトを実行するバッチファイル(拡張子は.bat)を作る。

バッチファイルには、次のような1行を書く。

hoge.bat
@py.exe C:\MyPythonScripts\pythonScript.py %*

※パスは実際のスクリプトの絶対パスを指定する

ファイルはpythonScript.batのように、拡張子.batを付けて保存する。このバッチを使えば、スクリプトの絶対パスを毎回指定する手間が省ける。

バッチファイルと.pyファイルは、C:\MyPythonScriptsやC:\Users\YourName\PythonScriptsなどの、一つのフォルダに保存しておくのがおすすめ。

Windowsの環境変数PATHに、これらのフォルダを追加しておくことで、スタートメニューの「ファイル名を指定して実行」(Win-R)にスクリプト名を入力するだけで実行できるようになる。

例えば、pythonScript.pyを実行するには、pythonScript.batを実行する。このバッチファイルには

pythonScript.bat
@py.exe C:\MyPythonScripts\pythonScript.py

と書いておく。

##3. MacやLinuxでPythonスクリプトを実行する

Pythonスクリプトを実行するには、.pyファイルを保存し、パーミッション変更により実行権限を付与する。

chmod +x pythonScript.py

実行権限を付与しておくことで、

./pythonScript.py

のようにスクリプトを実行できる。
スクリプトのシバン行により、Pythonのインタプリタの場所をOSに伝える。

3
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
3
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?