「何度も確認したのにミスってる!」
そんな経験、誰にでもありますよね(筆者はしょっちゅうです)。
そんな不器用な社会人◯年目の社員である筆者が、実際にやって効果を感じた5つの対策を紹介します。
ケアレスミス対策から、メンタル回復のヒントまで、明日から使える工夫をまとめました。
新社会人の方やそうでない方にも、何かしらのヒントになれば幸いです。
本記事は、筆者個人の経験と見解に基づいた内容です。所属する組織の公式見解を示すものではありません。
対策1:ケアレスミスにはタスクの細分化

チェックリストを一つずつ埋めよう!
一連の作業を細かく分解して、ひとつずつ出来ているか確認してみましょう。
作成した書類やデータの誤りといったケアレスミスは、
出来ているだろうという思い込みと確認不足が主な原因です。
一連の作業を、それこそ一工程ごとに細かく分解して、ひとつずつチェックしていくのが筆者には効果的でした。
他にも仕事の順序ややり方を、自分のやりやすいようにカスタムしていくことも大事です。
最後に本格的に提出する前に、一度上司や同僚など誰かしらに軽く目を通して貰えれば完璧です。
✔ やりがちなミスの傾向・クセを分析してみる
✔ ミスしやすい箇所を目立たせたマイテンプレートを作ったり、作業の順序を変える
✔ チェックリストを活用し、作業中・作業後に出来ているか確認する
✔ 最後は他の人にダブルチェックをお願いする
対策2:ルーチン作業や予定はアラームやリマインダーを駆使

覚えることも思い出すことも文明の利器に任せよう!
スマホやGoogleカレンダー等に、タスクもスケジュールも全部委託しましょう。
毎日・毎週・毎月のルーチンや予定を忘れてしまう、というようなミスは、
脳内のやることリストからその内容が消えてしまうのが原因です。
発生した予定やタスクは即時スケジューラーやリマインダーに登録して、
覚えることも思い出すことも自分の頭の外へ、スマホに委託することが有効でした。
SiriやOK Google等、音声アシスタントを使用すれば忙しい時でも喋るだけで予定を登録できます。
定期的にソフトやバッチを起動する系のタスクであれば、
スタートアップやタスクスケジューラを活用して自動化することもできます。
予定登録や、タスクスケジューラについては下記の記事も参考になれば幸いです。
✔ 予定やタスクを登録して通知してもらう
✔ ソフトやバッチの起動はスタートアップ登録やタスクスケジューラで自動化
対策3:復唱で情報の解像度を上げる

ご注文繰り返します! ご注文の品はこれでお揃いでしょうか!
すべては認識のすり合わせから始まります。
筆者は言われたことをすぐに忘れてしまいます。
そうならないように、指示や頼み事をされた時はその場で復唱することで
主語述語の確認+自分が忘れないようにする効果が期待できます。
例えば、
「棚の書類を取ってくれる?」
と指示された時は、前後の文脈でなんとなくわかっているところを、
「A棚のBの書類ですよね、取ってきます!」
というように復唱+情報を具体的に付け足して返すなど。
そうして自分の言葉でタスクを宣言することで、より自分事として記憶に定着しやすくなります。
✔ 指示された内容を復唱して情報を確認
✔ 自分の言葉で言い直して、自分事のタスクにする
対策4:遠慮せず人に聞く

何かあったら・わからない事があったらすぐ確認
すべては認識のすり合わせから始まります(2回目)。
わからないことは人に何でも・何度でも聞いて大丈夫です。
同僚や先輩、上司、なんなら後輩にも。
「こんな初歩的な内容、聞いていいのかな…」
「以前教わった内容なのに、また聞いたら怒られるかも…」
こういった不安は筆者もよく感じますが、意外と普通に答えてくれます。
聞いたら怒られる・ビクビクしてしまって聞くことができない、という方は心理的安全性が低い状態にあるので、
配属やチームを移動するなどで周囲の環境を変えるか、後述の対策5の方が合うかも知れません。
✔ 初歩的なことでも、聞かずにミスするよりずっとマシ!
✔ 聞いた内容をまとめて、ド忘れしそうな箇所はマーカーを引いておく
対策5:メンタルに来てしまったら…

よく寝て・運動して・好きなことをしよう!
それでも駄目なら医療の力に頼ろう!
ミスが続くと落ち込みます。筆者もそうです。
改善のために反省したり、繰り返さないように努力することも大事ですが、同時に自分を甘やかすこともしましょう。
もし、気分が落ち込み続けたり眠れない日が続くようであれば、医療機関やカウンセリングに相談するのも一つの方法です。
まずは人やChatGPTに軽く愚痴を吐露するだけでも大丈夫です。言語化してアウトプットすることで、だいぶ気持ちが軽くなって考えも整理されます。
✔ ゆっくり眠り、ほどよく運動し、思いっきり趣味に羽根を伸ばしましょう
✔ 医療機関への相談やカウンセリングも全然アリ! 潰れてしまわないことが大事です⭕
おまけ:新人さんがうっかりさんだったら? 教える側の心構え
誰が相手でもわかるようなマニュアルと指示をしよう
新人にはなかなか伝わりにくい、職場内での常識や前提(村の掟)を共有しましょう
筆者こそまさにそうだったのですが、割とどの職場にもミスを連発するような新人は居ると思います。
よくあるパターンとして、説明中に前提や行間が抜けている・念押しされていないため、
慣れたメンバーであれば当たり前に守れるような、大前提のお約束を結果的に破ってしまうのだと分析しています。
上司は「大前提なのに…」と、新人は「そんなの聞いてない…」と、ギャップが生じてしまうのです。
下記の「職場で使える『虎の巻』」は、札幌市が公開している発達障がいのある方たちへの支援ポイントをまとめた冊子です。
発達障がいの支援を目的とした資料ですが、内容は「誰にとっても分かりやすい指示の仕方」として、職場全体に役立つ知見が詰まっています。
理想論ではありますが、メンバーの誰もが活躍できるような職場になったら最高ですよね。
✔ 知ってて当然と思いがちな、前提や常識から教えてみる
✔ 誰が相手でも分かりやすい指示・マニュアルにしてみる
まとめ
ミスをしても冷静にPDCAを回そう!
間違えてしまうことはショックですが、落ち着いて対策を続けていきましょう。
以上が筆者の実践している仕事対策&メンタル回復術です。
それでも不器用は健在のため、まだまだ改善の余地があると感じています。
よろしければ皆さんの実践している対策方法もぜひ教えてください。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました!
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