2
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

Liggghts-PFMとCFDEM-PFMのマニュアルを作成

Posted at

以前の記事でLiggghts-PFMとCFDEM-PFMのインストールを行いました。
通常のPublic版であれば、マニュアルがWebページで公開されているので確認しながら作業ができるのですが、PFM版ではWebページはなく、ソースから自分でHTMLを作成する必要があります。今回はその方法を共有します。今回の手順は、はリンク先の記事の方法で実施されているものとして進めます。

方法

HTMLのmマニュアルの生成は、sphinx という Python 製のドキュメント生成ツールを使用します。
まず、Python3がインストールされていない場合は、Python3をインストールします。

.sh
sudo apt-get install python3

pipをインストールし、sphinxパッケージもインストールします。

.sh
sudo apt-get install python3-pip
pip3 install sphinx
pip3 install sphinxcontrib-image

CFDEMのインストール先に移動します。
以前の記事の手順でインストールされていれば/opt/CFDEM-5になります。
LAMMPS Documentation UtilitiesというものをGithubからクローンします。
その後、クローン先のディレクトリでpythonスクリプトを実行します。

.sh
cd /opt/CFDEM-5
git clone https://github.com/ParticulateFlow/lammps-doc-utils
cd lammps-doc-utils
python3 setup.py install

まず、Liggghts-PFMのマニュアルから生成します。
Liggghts-PFMのディレクトリ内のdocに移動します。

.sh
cd LIGGGHTS-PFM
cd doc

Makefileを編集します。冒頭のSPHINXBUILDのパスを指定します。
恐らく、/home/$USER/.local/bin/sphinx-buildになると思いますが、環境によって変わる可能性があるので、sphinx-buildの場所を確認し、パスを書き換えてください。

.Makefile
# Makefile for Sphinx documentation
#

# You can set these variables from the command line.
SPHINXOPTS    =
SPHINXBUILD   = /home/$USER/.local/bin/sphinx-build

Makefileが編集出来たら、HTMLを生成します。docフォルダ内で以下スクリプトを実行してください。

.sh
make html

問題なく完了していれば、docフォルダ内にhtmlが生成されていると思います。それをブラウザで開けばマニュアルを確認することができます。
CFDEMのマニュアルについても同様の手順で作成可能です。
CFDEMcoipling-PFMディレクトリ内のdocで同じ作業をすればhtmlのマニュアルを生成できるので実施してみてください。

2
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?