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経済数学とベンサム

Last updated at Posted at 2019-08-04

経済学者のジェレミ・ベンサムの「最大多数の最大幸福」(the greatest happiness of the greatest number)を
現代風に定義すると、

    公正なルールの下で競争が行われた場合、個人財産曲線は正規分布を描く。

と同値になる。ここで、個人財産曲線は、X軸に個人財産額、Y軸にX軸の個人財産を持つ人口と定義する。

計算機でシミュレーションする場合は、最初に税などの財産の再分配ルールを決めておいて、
任意の初期状態から始める。プレーヤーからは個人財産曲線は、『みえざる手』としておく。
現代経済学の動学的均衡論を前提としていない。

富の偏在が決められた割合よりも大きくなったら、王様の首が物理的に切られてバッドエンド。
個人財産曲線の面積である人口がある割合(軍隊だと7割)以下になったら、全滅判定される。
財産が0となった個人は、シミュレーションから外れる。すなわち死亡判定もしくは奴隷落ち。

このゲームを、『ベンサム・ゲーム』と名付けたが、これと同じようなゲームがあるのだろうか。
あったら教えて下さい。

ルールを追加することによって、色々なゲームができるのが特徴ですので、
ルールのアイデアがあったら教えて下さい。

簡単にするために外国がない前提となっていますが、他国との戦争や貿易とかの
パッケージ追加もできそうです。

ご意見をお待ちします。

参考文献

  • 経済数学の直観的方法 マクロ経済学編(長沼伸一郎)
  • ケインズの経済学と現代マクロ経済学(大矢野栄次)
  • 中高の教科書でわかる経済学マクロ編(菅原晃)
  • 教養としてのマクロ経済学(薮下史郎)
  • 現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変(北部九州在住)
  • 幼女戦記(カルロ・ゼン)
  • 財務大臣になって財政改革を進めよう(財務省)
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