こんな言い方、社会人になってからしかしないよね。
読み方は「こうしん」だよ。なにそれ。でしょ。
社会に出てから聞く言葉って、なんとなくわかりにくいです。
で、今日は「後進の育成」について。
まずは、インターネットから
「後進育成とは、自分の後に続いていく部下に対して知識や経験から学んだノウハウを伝えながら育成していく手法を指します。」
「自分の後に続く後輩に、自分が持つ技術や知識を伝えること。」
と書いてますね。
定年、病気、死亡、落選などにより、誰もが、100%引退するわけです。
自分がやってきたことは、どんなことで、どういう目的で、どんなことをしてきたのか?
それが、自分が居なくなっても必要なことであれば、誰かに引き継がなければいけないですね。
例えば、自分が自分のために趣味で行ってきたことは、引き継がなくてもいいですよね。
自分はゴルフが趣味ですが、引き継ぐ気はないですね。
でも、仕事の場合は、基本的に「誰か」のために行うものです。
自分が居なくなっても、仕事が進まないと、その「誰か」が困りますよね。
そうならないようにするのは、現在仕事をしている人の責任です。
だから、「後進の育成」は重要なんです。
これが出来ない方は、「自分のお客様に無責任」としか言いようがなくて、そんな人に仕事を任せるべきではないんです。
時々会社でも「この仕事は自分しかできないんだ!」なんて、誇らしげに言う人もいるけど、「無責任の塊」の人です。
そんな人に仕事をさせる人も、無責任を助長しているます。
管理者は「後進の育成」を促すか、他の人に仕事を任せるべきです。
でもこんな、自分だけが出来ると考える人が、世の中にはたくさんいるんですね。
特にそんな人が、一番トップに立つとたちが悪い。
自分が一番で、他の奴は無能なので、引継ぎ委なんかできない。と考えるんですかね。
引退しなくなるんです。
某国に居ませんか?御社や身の回りには居ませんか?
そう考えると、定年制は素晴らしい仕組みだと思いませんか?
バカがトップに立つと、定年制というか、「長期継続を防止する仕組み」を壊すんですよね。
「自分が居なくなった後なんか知ったこっちゃない。自分がいるときだけ皆がたたえてくれればよい。自分は無責任の塊だ!」
と自分で表明しているんですんよね。
(もう一度言いますが、某国にいませんか?)
世の中に必要なことをしているのであれば「後進の育成」を大切にしてください。
すると、「後進の育成」をすることが、「自分を伸ばすことになる」のにも気づくでしょう。
P.S.
ちなみに、俺の背中を見て学べ!も「後進の育成」のへたくそなバージョンですかね。
へたくそでは、なかなか育たないかもしれません。育てることが重要なんです。
育たなかったら、それは育てる人の責任なんですよ!
と書いたけど、誰でも育つわけではなく、育ちたいという気持ちが無いと育たんけどね。
「成長したい」という気持ちは、向き不向きがとても重要だと思う。
ゴルフが好きじゃない人に、「こうするとドライバーは飛ぶようになる。」なんて、いくら教えるのが上手な人が教えても無駄だし、
興味が無い人に対して、「ゴルフがうまくなりたいように、モチベーションを上げる」のが名コーチではないし。
自分に向いていることを探せた人が、育っていくのですね。