#目次
1.制作にあたって
2.ターゲット
3.課題から解決方法について
4.アプリの機能
5.まとめ
6.感想
7.その他
#1.制作にあたって
日本では、外国人労働者が年々増えており、2008年は約50万人だったのにもかかわらず、昨年の2019年には、約160万人となっています。
その中にはもちろん、会話に必要な日本語の話せない外国人もいます。
そんな人々の労働環境を良いものにするために、私は『Quick menu』というアプリを提案します!
Quick menuとは、飲食店やファーストフード店など、主に接客業で役立つ翻訳アプリです。
#2.ターゲット
ターゲットは、日本の飲食店、ファーストフード店などでレジ員として働いている日本語のあまり話せない外国人労働者です。
その中でも、主に中国人・ベトナムの人を対象としました。
###<なぜ中国・ベトナム人?>
国籍別外国人労働者の割合を見ると、中国・ベトナム人は全体の割合の約半数を占めているため、対象として最適だと考えました。
###<なぜ飲食店?>
就業別外国人労働者の割合をみると、製造業、サービス業、卸売・小売業、宿泊・飲食サービス業が全体の半分以上を占めています。その中でも特に人とのコミュニケーションが多いサービス業系統のものを対象にするのがよいと思ったからです。
#3.課題から解決方法について
今回解決していきたい主な課題は
・商品を間違える
・メニューなどの日本語が読めない
・日本人の声が聞き取れない(聞き間違える)
の3つです。
この課題を解決するための方法は多くあります。例えば、
・商品名を英語にする
・購入方法を食券制にする
・外国人労働者が日本語を学ぶ
・会話を翻訳する
などです。この中で、今回のテーマにあっていて、特に現実的なものが**「翻訳」**することでした。
翻訳すると決まったうえで、どのように翻訳したらいいのか。
考えた結果、多言語音声翻訳技術とメニュー表を合わせれば、会話がスムーズに行える!という結論に至りました。
#4.アプリの機能
予定しているアプリの機能は
・日本人の注文した商品を外国語に翻訳するという機能
・注文された商品を、メニューから探すという機能
・検索された商品の商品名を日本語と外国語で表示するという機能
・合計金額を計算してくれるという機能
の4つです。
###<カスタマージャーニーマップ>
ペルソナ(顧客)を作成し、顧客が購買に至るまでの思考や行動をまとめたものです。
どんな人がこのようなアプリを利用するのか、利用するに至るまでの顧客の思考などを考え、どのようなアプリにするのかを考えていきます。
カスタマージャーニーマップを作ることで、顧客の思考や行動を可視化することができます。
また、製品の課題や欠点を発見することができるので、製品の改善・向上にも役立ちます。
###<アプリのプロトタイプ>
アプリの概要が決まったところで、実際に作りたいアプリのプロトタイプを作ることにしました。プロトタイプは『Prott』というプロトタイピングツールを使って作成していきます。
1.下書きの作成
まず、どんなアプリ画面にするのかを手書きでデザインしました。
Quick menuという名前の通り、このアプリはメニュー表の役割を果たすので、デザインはおしゃれなメニュー表をイメージしました。
2.画像のインポート
下書きしたアプリ画面の写真を撮り、Prottに取り込んでいきます。
この下書きを利用し、Prott上でもアプリ画面を作成していきます。
3.画像素材の追加
下図の赤い丸で囲われているところから、画像素材を追加することができます。
4.画面の作成
画像の追加ができたら、その素材を使って画面を作成していきます。
下書きの通り素材を置き、このような画面ができました。
上記と同じように他の画面も作成し、すべての画面を作ることができました。
5.リンクの作成
画面と画面を関連づけることを『リンク』といいます。
下のように、リンクエリア(黄色の範囲)を選択し、次の画面と線でつなぐことで、リンクエリアをタップしたときに指定した画面へと移動できるようになります。
これでアプリのプロトタイプは完成です。
このQRコードから見ることができます。ぜひお試しください。
※作品をスマホでアクセスする際にはPrott viewerをインストールしてください
パソコンの方はこちらを**[クリック][link-1]**
[link-1]:https://prottapp.com/p/3806bb
###<アプリ(プロトタイプ)の紹介>
アプリの機能の具体的な説明です。
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#5.まとめ
###<アプリの利点>
このアプリの利点は
・日本語が分からなくてもよい
→日本語での受け答えができない人でも、店員として働くことができる。
・商品を間違えない
→機械が音声を認識し商品を探すため、店員が商品を探す必要がなくなる。
というところです。
###<目指す未来>
このアプリを使うことで目指したい未来は外国人労働者の安心できる労働環境をつくること、日本人の安心できる外国人労働者のいる店をつくることです。日本人にとっても、外国人にとっても良い環境を作ることが大切だと考えました。
#6.感想
外国人労働者が日本に来て悩むことはなんだろうと考え、調べていく中で、今の日本の「言葉の壁」に関する課題や問題点などを知ることができました。また、他の人の提案を聞くことで、自分の調べでは知れなかった多くの課題、外国人労働者の現状などを知ることができました。
今回は、多言語音声翻訳コンテストのアイデア部門への提案としてさまざまな資料を作ったため、アイデア提案までの流れや必要な資料、どのように情報をまとめたらいいのかなど、将来の仕事にも使えるようなスキルを学ぶことができたのでよかったです。また、外部へと提出する資料のため『他者に説明する』ことを目的とした制作物の作り方を学ぶことができました。
このアイデア提案を通して学んだことを、今後の活動にも活かしていきたいと思います。
#7.その他
静岡県立島田商業高校 こちらを**[クリック][link-2]**
[link-2]:http://www.edu.pref.shizuoka.jp/shimada-ch/home.nsf/IndexFormView?OpenView
Prottサイト こちらを**[クリック][link-3]**
[link-3]:https://prottapp.com/ja/