概要
自宅サーバーにWindows Server 2012 R2 評価版を導入したときの手順を残す。
ネットワークカードを認識しなかったため、適当なドライバを適用している。
インストール
評価版のISOをダウンロードし、DVD-Rに焼いておく。
-
評価版のDVD-RをDVDドライブに挿入して、DVDブートする。
-
言語の設定
「日本語」の設定になっていることを確認し、「次へ」ボタンをクリックする。 -
インストール開始
「今すぐインストール」をクリックする。 -
エディションの選択
「Windows Server 2012 R2 Standard 評価版(GUI 使用サーバー)」を選択し、「次へ」ボタンをクリックする。 -
ライセンス条項の同意
「同意します」チェックボックスにチェックを入れ、「次へ」ボタンをクリックする。 -
インストールの種類の選択
「カスタム:Windows のみをインストールする(詳細設定)」をクリックする。 -
インストール場所の選択
以下は新規ディスクにインストールする手順
「ドライブ0の割り当てられていない領域(149.0GB)」を選択し、「新規」をクリックする。
サイズに全領域を設定し、「適用」ボタンをクリックする。
「システムファイル用に追加のパーティションを作成する」旨の情報ダイアログが表示されるので、「OK」ボタンをクリックする。
先ほど作成した「ドライブ0 パーティション2」を選択し、「次へ」ボタンをクリックする。 -
Windowsのインストールが自動的に開始され、何度か再起動される。
パスワード設定
パスワードの設定を求められるので、セキュアなものを設定する。
- Administratorのパスワード設定
パスワードを入力し、「完了」ボタンをクリックする。
ログインする。
ホスト名とワークグループ名の変更
インストール直後のホスト名は、自動的に付与される分かりにくいホスト名となっているので、分かりやすいホスト名、ワークグループ名に変更する。
-
「サーバーマネージャー」画面
「ローカルサーバー」を選択し、「プロパティ」の「コンピューター名」をクリックする。 -
「システムのプロパティ」画面
「コンピューター名」タブで「変更」ボタンをクリックする。 -
「コンピューター名/ドメイン名の変更」画面
以下のように設定する。
- コンピューター名:host ~FQDNはActiveDirectory設定時に決める。
- ワークグループ名:workgroup ~任意のワークグループ名を設定する。
-
「ワークグループへようこそ」という旨の情報ダイアログ
「OK」ボタンをクリックすると、「再起動」を促す情報ダイアログが表示されるので、「OK」ボタンをクリックする。 -
「システムのプロパティ」画面
「閉じる」ボタンをクリックする。 -
「再起動」を促す情報ダイアログ
「今すぐ再起動する」ボタンをクリックする。 -
OSが再起動される。
ネットワークアダプターの設定
OSインストール直後は、NICを認識せずネットワークに接続できなかったため、適切なドライバーをインストールする。
当方のNICは、Winodws Server 2012 R2 用のドライバが提供されていなかったので、適当なものをインストールしてみた。
-
「サーバーマネージャー」画面
「ローカルサーバー」を選択し、「ツール」-「コンピューターの管理」を選択する。 -
「コンピューターの管理」-「デバイスマネージャー」画面
「イーサネットコントローラー」を右クリックし、「ドライバーソフトウェアの更新」を選択する。 -
「ドライバーソフトウェアの更新」画面
「コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索します」をクリックする。
「コンピューター上のデバイスドライバーの一覧から選択します」をクリックする。
「ネットワークアダプター」を選択し、「次へ」ボタンをクリックする。 -
「ネットワークアダプターの選択」画面
以下を選択し、「次へ」ボタンをクリックする。
- 製造元: Intel Corporation
- ネットワークアダプター:Intel(R) Ethernet Connection I217-LM
- ドライバーのインストール
「ドライバーの更新警告」画面が表示されるが、「はい」ボタンをクリックする。
「ドライバーソフトウェアが正常に更新されました」という旨の情報ダイアログが表示されるので、「閉じる」ボタンをクリックする。
ネットワークアドレスの設定
ネットワークアドレスがDHCPからの自動取得になっているので、固定IPアドレスを付与する。
また、IPv6は利用しないので無効化しておく。
-
「サーバーマネージャー」画面
「ローカルサーバー」を選択し、「プロパティ」の「イーサネット」をクリックする。 -
「ネットワーク接続」画面
「イーサネット」を右クリックし、「プロパティ」を選択する。 -
「イーサネットのプロパティ」画面
「インターネット プロトコル バージョン 6」チェックボックスのチェックを外す。
「インターネット プロトコル バージョン 4」を選択し、「プロパティ」ボタンをクリックする。 -
「インターネット プロトコル バージョン 4 (TCP/IPv4)のプロパティ」画面
以下のような設定を行い、「OK」ボタンをクリックする。以下はサンプル
- IPアドレス:192.168.10.10
- サブネットマスク:255.255.255.0
- ゲートウェイアドレス:192.168.10.1
- 優先DNSサーバー:Primary DNS
- 代替DNSサーバー:Secondary DNS
- ネットワーク接続の名前がデフォルトで「イーサネット」でわかりにくいため、変更する。
- ネットワーク接続の名称:hogehoge
備忘録
以下のような事象を確認した。
- ネットワーク接続後は、Windows Server 2012 R2のデフォルトで、「ネットワークアダプタの種別」(NetworkCategory)が「パブリック」となる模様。
以上