LoginSignup
1
1

More than 5 years have passed since last update.

Windows Server 2012 R2の導入

Last updated at Posted at 2015-12-19

概要

自宅サーバーにWindows Server 2012 R2 評価版を導入したときの手順を残す。
ネットワークカードを認識しなかったため、適当なドライバを適用している。

インストール

評価版のISOをダウンロードし、DVD-Rに焼いておく。

  1. 評価版のDVD-RをDVDドライブに挿入して、DVDブートする。

  2. 言語の設定
    「日本語」の設定になっていることを確認し、「次へ」ボタンをクリックする。

  3. インストール開始
    「今すぐインストール」をクリックする。

  4. エディションの選択
    「Windows Server 2012 R2 Standard 評価版(GUI 使用サーバー)」を選択し、「次へ」ボタンをクリックする。

  5. ライセンス条項の同意
    「同意します」チェックボックスにチェックを入れ、「次へ」ボタンをクリックする。

  6. インストールの種類の選択
    「カスタム:Windows のみをインストールする(詳細設定)」をクリックする。

  7. インストール場所の選択
    以下は新規ディスクにインストールする手順
    「ドライブ0の割り当てられていない領域(149.0GB)」を選択し、「新規」をクリックする。
    サイズに全領域を設定し、「適用」ボタンをクリックする。
    「システムファイル用に追加のパーティションを作成する」旨の情報ダイアログが表示されるので、「OK」ボタンをクリックする。
    先ほど作成した「ドライブ0 パーティション2」を選択し、「次へ」ボタンをクリックする。

  8. Windowsのインストールが自動的に開始され、何度か再起動される。

パスワード設定

パスワードの設定を求められるので、セキュアなものを設定する。

  1. Administratorのパスワード設定 パスワードを入力し、「完了」ボタンをクリックする。 ログインする。

ホスト名とワークグループ名の変更

インストール直後のホスト名は、自動的に付与される分かりにくいホスト名となっているので、分かりやすいホスト名、ワークグループ名に変更する。

  1. 「サーバーマネージャー」画面
    「ローカルサーバー」を選択し、「プロパティ」の「コンピューター名」をクリックする。

  2. 「システムのプロパティ」画面
    「コンピューター名」タブで「変更」ボタンをクリックする。

  3. 「コンピューター名/ドメイン名の変更」画面
    以下のように設定する。

    • コンピューター名:host ~FQDNはActiveDirectory設定時に決める。
    • ワークグループ名:workgroup ~任意のワークグループ名を設定する。
  4. 「ワークグループへようこそ」という旨の情報ダイアログ
    「OK」ボタンをクリックすると、「再起動」を促す情報ダイアログが表示されるので、「OK」ボタンをクリックする。

  5. 「システムのプロパティ」画面
    「閉じる」ボタンをクリックする。

  6. 「再起動」を促す情報ダイアログ
    「今すぐ再起動する」ボタンをクリックする。

  7. OSが再起動される。

ネットワークアダプターの設定

OSインストール直後は、NICを認識せずネットワークに接続できなかったため、適切なドライバーをインストールする。

当方のNICは、Winodws Server 2012 R2 用のドライバが提供されていなかったので、適当なものをインストールしてみた。

  1. 「サーバーマネージャー」画面
    「ローカルサーバー」を選択し、「ツール」-「コンピューターの管理」を選択する。

  2. 「コンピューターの管理」-「デバイスマネージャー」画面
    「イーサネットコントローラー」を右クリックし、「ドライバーソフトウェアの更新」を選択する。

  3. 「ドライバーソフトウェアの更新」画面
    「コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索します」をクリックする。
    「コンピューター上のデバイスドライバーの一覧から選択します」をクリックする。
    「ネットワークアダプター」を選択し、「次へ」ボタンをクリックする。

  4. 「ネットワークアダプターの選択」画面
    以下を選択し、「次へ」ボタンをクリックする。

    • 製造元: Intel Corporation
    • ネットワークアダプター:Intel(R) Ethernet Connection I217-LM
  5. ドライバーのインストール
    「ドライバーの更新警告」画面が表示されるが、「はい」ボタンをクリックする。
    「ドライバーソフトウェアが正常に更新されました」という旨の情報ダイアログが表示されるので、「閉じる」ボタンをクリックする。

ネットワークアドレスの設定

ネットワークアドレスがDHCPからの自動取得になっているので、固定IPアドレスを付与する。
また、IPv6は利用しないので無効化しておく。

  1. 「サーバーマネージャー」画面
    「ローカルサーバー」を選択し、「プロパティ」の「イーサネット」をクリックする。

  2. 「ネットワーク接続」画面
    「イーサネット」を右クリックし、「プロパティ」を選択する。

  3. 「イーサネットのプロパティ」画面
    「インターネット プロトコル バージョン 6」チェックボックスのチェックを外す。
    「インターネット プロトコル バージョン 4」を選択し、「プロパティ」ボタンをクリックする。

  4. 「インターネット プロトコル バージョン 4 (TCP/IPv4)のプロパティ」画面
    以下のような設定を行い、「OK」ボタンをクリックする。以下はサンプル

    • IPアドレス:192.168.10.10
    • サブネットマスク:255.255.255.0
    • ゲートウェイアドレス:192.168.10.1
    • 優先DNSサーバー:Primary DNS
    • 代替DNSサーバー:Secondary DNS
  5. ネットワーク接続の名前がデフォルトで「イーサネット」でわかりにくいため、変更する。

    • ネットワーク接続の名称:hogehoge

備忘録

以下のような事象を確認した。

  • ネットワーク接続後は、Windows Server 2012 R2のデフォルトで、「ネットワークアダプタの種別」(NetworkCategory)が「パブリック」となる模様。

以上

1
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
1