はじめに
ぬいぐるみとTシャツがほしいと思い、初めてアドベントカレンダーを書きます。
がんばって完走しきりたい…。
筆者は都内で働くWebエンジニアで、フロントエンドに関係することが特に好きです。が、まだまだ経験も浅いので雑多に疎かになっている基礎を固めるべく、いろいろな記事を書こうと思います。
今回はUIUXのお話。
本のざっくり紹介
最近読んだ『UI/UX デザインの原則』について紹介していきます。
この本はUIUXをどのように考え、どのように改善すると良いのかがまとめられています。
また、いくつかの会社のケーススタディも載っていて、参考になるケースもあるかもしれません。
本書の構成
本書はUI/UXの違いとは何かから始まり、
- 原則1『ユーザー心理/行動に則って考える』ことがUI/UXデザインの第一歩である
- 原則2『ユーザー心理 / 行動』をUI/UXデザインに落とし込む
- 原則3 UI/UXデザインにおける三方良しをつくる
- 原則4 UI/UX思考でこれからのビジネスをデザインする
の4つの原則について紹介されています。
個人的に勉強になったところ紹介
本を読んでみて特に気になったところについて感想ベースで3つ紹介していきます。
感想は完全に自分の独断と偏見が含まれているのでご容赦ください。
1. UI/UXの違い
UIができていても他サービスとの差別化にはならず、UXを改善することが差別化につながるということが紹介されていました。
これを知ってハッとしました。たしかにサイトを見た時にデザインが良いなと思うより悪いなと感じる方が多いですし、操作性が悪いものはまた使おうともならないので、言われて見ればという発見でした。
2. 分析する時に数値ばかり見ていませんか?
定量分析(数値を見て分析する)の結果ばかり見て頭打ちになっていないか、本来はその結果と合わせて定性分析(ユーザーボイスなど数値では表せないもの)も行うことで真のユーザーのニーズを掴むことができると紹介されていました。
自分の働いている会社は定量分析がほぼで、数値を見て改善案が出てきますがやってみても効果があまり出ないことは多々あります。めんどくさがらないでユーザーインタビューもやらなければなと思いました。
3. サービスを使っている時以外の体験も考えよう
UXはサービスを使っている時はもちろんのこと、サービスを使う前後の体験もデザインすることが大事だと紹介されていました。
自分はこれに関しては全くできていませんでした。
この機能を作りたいとなったときはその機能のことは考えますが、その機能を使うに至る前後は何も考えていなかったので、より使いやすくするためにも意識していきたいポイントだと思いました。
おわりに
よくユーザーファーストと言われますが、自分は開発しているとユーザー体験よりもどう実装するかに目がいきがちだなと痛感しました。ただ作るエンジニアではなく、使う人をよりイメージしながら開発できるエンジニアになりたいと思います。