はじめに
こんにちは。記事をご覧いただきありがとうございます。
オンプレミスサーバーを約5年間扱ってきた経験を持ち、2023年からAWSに触れ始めたクラウド初心者の私が、AWS認定SAAを取得した経験の記録として書いてみます。
私はオンプレミスサーバーにはある程度詳しいですが、クラウドおよびAWSに関する知識はほとんどなく、VPCやEC2といったAWSのサービスや用語についても初心者レベルでした(笑)
ちなみに、私は試験に一度不合格になった経験もありますので、それについても記事内で触れていきます。
SAAについて
SAAは、AWS Certified Solutions Architect - Associate(AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト)の略称です。
これは、AWSの基本的なサービス、アーキテクチャの設計原則、ベストプラクティス、セキュリティや可用性の概念などを理解し、AWSベースのソリューションの設計や展開の能力を備えたことを証明する資格になります。
書いたものの、ここら辺の形式ばった内容はAWSの公式ページを見てもらえればより詳しい内容が書かれていると思うのでこれ以降は割愛し、私が実際に受けたタイミングでの各情報を並べてみます。
受験の情報
スケジュール
1回目・・・2023/10/28(不合格)
2回目・・・2023/11/26(合格)
合格点は720点で、1回目の受験ではギリギリ合格できず、2回目の受験ではギリギリ合格でした(笑)
AWSでは、試験の最初の受験時から14日間は再受験ができないという受験制限が設けられているので、
1回目が不合格ということが確認できた直後に最短で予約できる土日の試験日を2回目として申し込みました。
※ちなみに3回目受験の場合は3ヶ月のブレイクが必要になるらしいので注意!
試験バージョン
今回私が受けたのはどちらもSAA-03です。
受験料
1回目・・・8250円
2回目・・・16500円
1回目は半額バウチャーを利用できたので安く受験できました!
とはいえ、2度も受験すると出費が痛いですね...(涙)
試験会場
テストセンターでの受験を選びました。
自宅から徒歩20分程の距離にテストセンターがあるので、Pearson VUE上で予約して受験しました。
試験対策
教材
・Udemy
・参考書&対策本
1回目の試験対策
①UdemyのSAA対策講座を受講
プライベートの時間をあまり割くことができなかったので、通勤の合間にスマホで視聴してましたが、多くの情報を断片的に収集することしかできなく、復習の時間も設けられなかったので、結果としてこの方法は自分の状況においては良い選択ではありませんでした。
②試験前日に対策本の熟読
試験前日に詰め込みで対策本を熟読。「SAA対策講座で見たぞ!」という内容は流し目に、その他の頻出内容を重点的に確認。
2回目の試験対策
①UdemyのSAA対策問題集をひたすら解く
1回目の試験対策の際に講座の受講ではそもそも試験合格レベルに到達する前に試験を迎えることになるということを把握できたので、今回は試験に受かる目的で問題集をひたすら解きまくりました。
解いて間違った問題を復習してを繰り返す。これであれば映像を見ることなく文字で理解できるので、通勤の合間でも進みます。
②Udemyの解説で分からなかった部分について
Udemyの解説を読んで分からなかった部分は別で携帯のメモに残し、プライベートの空いている時間を見つけてはAWSの図解付き教科書で逆引きして理解するように努めました。(ここだけの話、読んでも今時点ではイマイチわからかったサービスもありましたが...)
③試験前日に対策本の熟読
これは1回目の受験対策と同じです。
今回は頻出する部分を網羅する形で読破しました。
受験時
試験時間
130分(2時間10分)
問題数
65問
時間たっぷりと思ってても、意外と時間無くなります。
心構え
1回目も2回目も共通してますが、実際に問題を解き始めると
「なんだこのサービス見たことないぞ...」
「こんな問題の出し方初めて見たぞ...」
ってなります。
でも一度落ち着いて見直したら、言いたいことってこういう事かっていう風に整理できてきます。(これは試験となると緊張しちゃったりする私の特性かも...)
とにかく、落ち着いて問題文を読めば答えが見えてきます。
見えてこなかった問題は、「後で見直す」ボタンがあるのですぐにそのリストに加えて先に進みましょう。
「後で見直すリスト」に入れた問題は最後の見直し時にマークがついて分かりやすくなります。そこで改めて見直すといいかもしれません。
受験後の考え
間違いなく言えることは、「思い立ったらまず時間の確保を」ですね。
1回目の試験対策で講座を視聴し、中途半端に終了。
2回目の試験対策で問題をひたすら解きました。
この結果、試験対策はある程度できたが、SAAレベルの知識が付いたかと言われると疑問が残ります。
ネット上に何時間の勉強時間という目安が良く書かれてますが、結局その資格を盾に業務を行うとなると知識が求められます。
目安時間に捉われず、自分が理解できたと思う段階まで勉強することが大事です。
私は合格はしましたが、また勉強しようと思ってます。
私のような謎のサイクルを皆さんが辿らないことを祈ります...!
さいごに
「自分が理解できたと思うまで」と書かせてもらいましたが、選択は自由です。
私の意見に縛られず、最低限の知識レベルでもいいという方もたくさんいらっしゃると思うので、各々にあった方法で合格を目指してください。
この記事がSAAを取ろうと思っている方や気になっている方にとって参考になれば幸いです。