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AWS ソリューションアーキテクトプロフェッショナル 合格体験記 (2019/11/28受験)

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この記事について

自分がAWS SAPの試験を受けて、合格するまでにやったことをまとめます。
2019年8月頃に受けようと思い、11月末に合格しました。
(合格点ぎりぎりでした)

前提

自分はIT業界5年目の文系出身エンジニアで、SIer的な会社で働いています。
AWSは業務で2年程前から触れる機会はありましたが、がっつり使って何かするということはなかったです。
ただ、新規プロダクトのAWSのアーキテクチャを(課外活動的に)考える機会は時々ありました。
ペーパーテストは得意な方です。
AWS SAAは持っていません。
1年ぐらい前に、DevOps Engineering on AWS のクラスを受講しました。

やったこと

教材

  • AWS認定資格試験テキスト AWS認定 ソリューションアーキテクト-アソシエイト
    • まずはSAAの勉強からしようと思い、本屋で適当に選んで買いました
    • そもそも基礎的なサービスも分かっていないものが多かったので、体系的に知るのに役立ちました
    • 巻末の模擬試験でそこそこの結果がとれたので、早々にSAP向けの勉強に移りました
    • SAPも問題集とか売っていたら良いのに…
  • Jayendra's Blog
    • AWS試験の勉強法などをまとめている(個人の?)ブログ
    • SAPの学習ガイド的なものもあります
    • それなりのボリュームがあるので、若干避けていましたが、試験直前に良さに気づきました
    • 各記事の最後のサンプル問題はProfessionalでないものも含まれるので、明示的にProfessionalの記載のあるものか、文章の長いものを解くと良いです
  • Udemyの講座
    • AWS SAPの対策を謳っているものから評価の良いものを適当に選びました
    • 講師がオンラインで説明している内容の録画で、図を書いてくれたり実際にマネジメントコンソールで操作しているところを見せてくれたりします
    • Professionalレベルかというと若干怪しい気もしますが、SAAの問題集と同様に知識の体系的な整理には役立ちました
    • 試験問題の紹介などはないです
  • Udemyの模試
    • こちらもAWS SAP対策を謳っているものから適当に選びました
    • 結論としては、後述の野良問題集で事足りたので不要でした
    • 60分程度の模試形式が6セットあるのですが、英語なのと模範解答が信頼できるか怪しいため、1回分しかやりませんでした
  • 野良問題集
    • うざい感じの広告が出てくるやや怪しいサイト
    • Udemyの模試にあった問題などが大量に収録されており、正答について色々ディスカッションされています
    • こちらも結構量があるので、ディスカッションの充実していた1セット(最初の63問)だけやりました
  • AWS Innovate
    • 10月頃開催されていたAWS公式のオンラインカンファレンス
    • AWS SAPの試験対策講座も2時間分程あったので受講
    • 模試のバウチャーも1回分もらえました
  • AWS Solution Architect Professionalサンプル問題38選
    • AWS SAPっぽい問題を38問集めたブログ
    • 問題の雰囲気を知るのに参考になるが、やはり正答はよく分からない場合もある
  • Exam Readiness: AWS Certified Solutions Architect – Professional
    • AWS公式のEラーニング
    • ある程度知識はある前提で試験対策に役立ちそうなことを教えてくれます
    • サンプル問題もあり、確かな正答が分かるので有益です
  • AWSサービス別資料
    • AWSのサービス毎に掘り下げてスライドや動画で紹介してくれます
    • 目ぼしいものはだいたい読みました
    • 普通に業務にも役立ちます
  • SAPの模試
    • 1回目(試験約2週間前)の結果
      • 総合スコア: 60%
      • 1.0  Design for Organizational Complexity: 50%
      • 2.0  Design for New Solutions: 60%
      • 3.0  Migration Planning: 75%
      • 4.0  Cost Control: 0%
      • 5.0  Continuous Improvement for Existing Solutions: 71%
    • 2回目(試験5日前)の結果
      • 総合スコア: 70%
      • 1.0  Design for Organizational Complexity: 0%
      • 2.0  Design for New Solutions: 60%
      • 3.0  Migration Planning: 100%
      • 4.0  Cost Control: 50%
      • 5.0  Continuous Improvement for Existing Solutions: 85%
    • 1回目も全然分からなかったわけではなく、まあまあ良い点ではと思っていたのでだいぶ焦りました
    • 2回目は1回目で分からなかったところを調べて臨んでも合格点には届かず、厳しい戦いだなと思っていました
    • 模試は本番より問題が素直ではない、というどこかで見た記述を頼りとし、試験に臨んだのでした…

おすすめの勉強法

改めて振り返ると以下の順で勉強するのが良いかなと思います。

  • AWSサービスの基礎知識の学習
    • SAAの教科書でもUdemyでも何でも良いですが、まずはどんなサービスがあってどう使うと良いのかをざっと把握します
  • Jayendra's BlogのLearning Pathを通読する
    • 自分も全部は読んでいないのですが、一通り読んでサンプル問題を解けば相当力が付くと思います
    • Professional向けっぽいサンプル問題だけでもやった方が良いです
    • ホワイトペーパーの原典にあたるのは必須ではない気がします
  • 模試の受験(1回目)
    • 上をちゃんとやればそれだけでもいい線行く気がしますが、試験中に足りないと感じた内容や試験結果を参考に再学習の必要な分野を洗い出します
  • AWSサービス別資料 / ドキュメント類 / AWS公式試験対策コンテンツ
    • 足りない部分を補うように勉強します
  • 模試の受験(2回目)
    • 不安が残る場合はもう一度模試を受けてみるのも良いと思います

受けた感想

受けて思ったことなどを雑多に書きます。

  • 試験全般
    • 模試はひねくれているとか別にそういうことはなく普通にむずいです
    • ただ、文量は長いものばかりではないです
    • 紙とペンは言わないともらえないこともあるので、申告しましょう
    • (会場によるかもですが)3時間の試験でトイレ休憩は不可なので要注意
  • 試験内容
    • 結構同じ内容についてよく聞かれるような印象もありました
    • AWS OrganizationsとかCloudFrontとかクロスリージョンReplicaとか何回か出てきた気もします
    • 問題の形式は模試や出回っているサンプル問題(特に文量の多いもの)と大差ないです
    • 機械学習系のサービスも意外と少しだけ聞かれました

おわりに

試験序盤から絶望感が漂っていましたが、どうにか解き終えたらぎりぎり(合格最低点)で受かっておりほっとしました。
もう一回やれと言われたらできるか自信はそんなに無いですが、3年後に再認定受けられるように勉強を続けます。
(これでre:Inventの認定者専用ラウンジに入れるのが地味に嬉しい)

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