はじめに
リフレーミングって?
皆さんは「リフレーミング」という手法をご存知でしょうか?
「リフレーミング(reframing)」は心理学で用いられる用語です。
「物事を捉える視点を変えて、別の枠組みとして捉える」ことを指します。
つまり、別の角度から物事を捉えることです。
このリフレーミングを日頃から意識しておくと
ポジティブな捉え方で物事を捉えることができるようになります。
どうしてリフレーミングを意識するのか
エンジニアという職種はプログラミングの速度やスキルセットなどで
人によっては他者との差を意識してしまう場面が多いかなと思います。
(特に新社会人や新入社員の方などは先輩社員や同僚を意識する場面も多いんじゃないでしょうか。)
他者と自身を比較して「客観的に」「適切に」違いを捉えることは大切です。
しかし、過度に比較しすぎてしまうと「こうでなければいけない」「自分は劣っている」など少し悲観的な考え方に寄っていってしまう場合があります。
この考え方がモチベーションにつながるのであれば素晴らしいことです。
しかし、中にはこの考え方が大きな劣等感につながる人もいるでしょう。
他者と比較して劣等感を抱いてしまいそうになった時、
見方をすこし変えてみることでポジティブに捉えられる面を発見できることがあります。
見方をすこし変えてみる方法が「リフレーミング」です。
頭の片隅に覚えておいてもらえればと思います。
リフレーミングを使うように意識していること
過去の自分と比較する
過去の自分と比較してみると
意外とできるようになっていることが見つかることも多いです。
触ったことのないLinuxサーバでWebサーバ環境の構築を頼まれた。結局つよつよエンジニアにLinuxのコマンドを聞かないと、依頼されていたApacheの設定は何一つできなかった。
以前はLinuxの操作が何一つわからなかったが、今はcdしてPermissionを変えるぐらいなら自分で変えられるようになった。Apacheにはhttpd.confという設定があるというヒントを知ることができた。
性格の見方を変えてみる
自分自身の性格はネガティブに捉えてしまいがちです。
しかし、人との差異になるので当然あなたの強みにもなります。
ついつい不安になってしまう場合
心配性で不安になってしまい、必要以上に準備してしまう
隅々まで考えて準備をして、きっちり物事に備えられている
自分を飽き性だと感じている場合
すぐに何かをはじめたくなるが、飽きてすぐにやめてしまう
いろいろなことに興味を持ち、フットワーク軽くチャレンジできる
他者に向けて声かけをする
他者が落ち込んでいたり、劣等感に少し弱っているときには
客観的な視点からその人の成長をリフレーミングをして伝えてみましょう。
落ち込んだりして、自分の目の前しか見えなくなってしまっている時は、視野が狭まっていて、自分で気づけることが少なくなっています。そんな時には、その人の成長や変化をリフレーミングして伝えてみてもいいかもしれません。他者からの客観的な見え方を伝えることで、出口につながる気づきを与えられるかもしれません。
同僚や同期、先輩や後輩が悩んでいるのを見かけた時には、その人の変化を客観的な目線からリフレーミングの手助けをしてみましょう。
まとめ
自分自身を理解することは、生きていく上でも大切なスキルです。
正しく理解するために、様々な目線からものごとを捉えてみましょう。
戦うスキルだけではなく、自分を守るスキルも大切です。生き抜いていきましょう。
この記事で「リフレーミング」の言葉だけでも、持ち帰ってもらえれば幸いです。
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