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MagicLeapToolKitを利用したハンドトラッキングの実装

Last updated at Posted at 2020-08-05

この記事でやること

  • MagicLeapToolKitを利用したハンドトラッキングの実装
  • トラッキングした手の視覚化

今回の記事では入力イベントの取り方とかは紹介しません( 単純にまだそこまで触ってないだけ )
表示するだけだったら一瞬で終わるのでよくあるCameraRig的なプレハブ構成を作成する手順をメモってます

開発環境

OS : Windows10
Unity : 2019.3.7f1
LuminSDK : 0.24.1
MagicLeapUnityPackage : 0.24.1
MagicLeapToolKit : こちらから入手

MagicLeapToolKitはリンク先のGitHubリポジトリ内、packageフォルダの中に最新のUnity Packageが含まれているのでそこからDLしてください
まだReleaseでは特に出してないっぽい? でもpackageフォルダの更新は最近なので内部的には更新はされてるはず

出来上がるもの

下準備

Edit > ProjectSettigs > MagicLeap にてGestureConfigLowLatencyLightwearにチェックを入れる
私の環境ではLowLatencyLightearには自動でチェックが入っており編集はできませんでした

image.png

シーンの構築

ここで作成したCameraRigオブジェクトを流用します、今回は自前で作成したハンドトラッキングを利用しないのでGameObjectを非アクティブにしておきます

完成予定図
image.png

MagicLeap-Tools > Examples > HandInput > Scene からHandInputシーンをHierarchyにドラッグ&ドロップし、[VISUALIZERS]オブジェクトと[INPUT]オブジェクトを複製し、自分のシーンのCameraRigオブジェクトの子オブジェクトにします
image.png
image.png
image.png

上に挙げた動画の状態にするだけであればここまでで大丈夫です、一応整理したほうが今後いろいろ改造しやすいと思うのでここから少しオブジェクトの構成をいじります

ちょこっと改造

HandInputの再構築
[INPUT]オブジェクトの中にあるHandInputオブジェクトを一つ上の階層に持っていき不要となった[INPUT]オブジェクトを削除します
image.png -> image.png

左右の手の描画オブジェクトを再構築
[VISUALIZERS]オブジェクトの中にあるLeft Rightオブジェクトを取り出し、HandInputオブジェクトの子オブジェクトとして配置、お好みでLeftHand,RightHandに名称を変更します
image.png -> image.png

このままだと各関節のKeyPointの描画オブジェクトが左右の手のGameObjectと離れていて直感的ではないのでKeyPointVisualizersオブジェクトの中からLeft~ & Right~オブジェクトをそれぞれ対応するところに配置しなおします

image.png -> image.png

不要になった[VISUALIZERS]オブジェクトを削除します、今回はHandMeshは利用しないのでHandMeshごと削除します

後はお好みでLeftHand, RightHandオブジェクトにあるAxisVisualizerの長さを設定したりBoneの色を設定したりすればMagicLeapToolKitのハンドトラッキングの実装は完了します
image.png

補足
今回[VISUALIZERS]オブジェクトから引っ張ってきた各Left~, Right~オブジェクトのプレハブは MagicLeap-Tools > Prefabs > Input 内のKeyPointVisualizerプレハブを利用しています

image.png image.png

Inspectorで描画するKeyPointの設定をカスタムすればいろいろいい感じにできそうですね

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