1.curlコマンドとは
curlコマンドとは、様々な通信プロトコル(手段)でデータの送受信を行うことができるコマンドです。
curlコマンド・オプション表はこちら
2.主なメソッド一覧
メソッド | 説明 |
---|---|
GET | 指定したターゲットをサーバから取り出す |
HEAD | 指定したターゲットに関連するヘッダ情報を取り出す |
POST | 指定したターゲットにサーバ(プログラム)へデータを送る |
PUT | サーバ内にファイルを書き込む |
DELETE | サーバ内のファイルを削除する |
curlコマンドでは主に、GETコマンドを何か情報を検索したり取得するために使うために使用し、
登録処理や更新処理などの、書き込みがありリソースが更新される可能性のある処理に対してPOSTメソッドを使用する。
curlの-Xオプションでメソッドを指定することができる。(指定しない場合、デフォルトのGETとしてコマンドは実行される)
3.GET/POSTメソッドの使用例
GETメソッドの例)
curl -I https://www.yahoo.co.jp
HTTP/1.1 200 OK
Server: ATS
Date: Fri, 09 Dec 2022 05:41:38 GMT
Content-Type: text/html; charset=utf-8
Content-Length: 0
Etag: W/"0-2jmj7l5rSw0yVb/vlWAYkK/YBwk"
Vary: Accept-Encoding
X-Vcap-Request-Id: 1cff7ce3-22c7-4de1-4ee0-5171ec43fa47
X-Xss-Protection: 1; mode=block
Age: 0
Connection: keep-alive
-Iオプション:HTTPヘッダー(レスポンスヘッダ・一般ヘッダ・エンティティヘッダ)の情報のみを表示
POSTメソッドの例)
curl -X POST --data -urlencode 'name=花子' -d 'age=25' https://xxxx.net/yyyy
送信したいデータが日本語文字列(花子)のため、–data-urlencodeオプションで指定する。
エンコードする必要がないデータを送信する場合は-d(--data)で指定する。