AITRIOSのシステム構成を独自に書いてみました。誰かの参考になれば幸いです。
見やすくするために、Console Developer Edition + AIH-IVRW2 に絞っています。ごめんね。
AITRIOSシステム構成とサービス
Edge Device
AI機能付きカメラIMX500を内蔵したカメラ。
カメラで捉えた画像をAI ModelとEdge Appで処理して出力します。
また、カメラの動作にCommand Parameterを使います。これはデバイス内部ではなく、Consoleに保存されています。(おそらく、カメラ稼働時に通信で取得している模様。)
カメラの出力は2つあります。
- 入力画像
- 推論結果
Console
AITRIOSが提供するクラウドサービスのうちの一つ。
Edge DeviceのCommand Parameterを保持していたり、AI ModelやEdge Appをデバイスに配布したりなど、デバイスを管理する機能を持っています。
また、後述するAI Modelの学習や、Edge Device出力を保存といった機能もあります。
Trainについて
AI Modelを作成(学習)するための手段がいくつかあります。
- Custom Vision (Cloud)
- Studio (Cloud)
- Local Studio (Local)
- TFLite/Keras/PyTorch (Local)
Inferenceについて
カメラの出力(入力画像、推論結果)は大まかに3つのサービスへ保存/送信できます。
- Console
- Cloud Vendor
- Azure Blob Storage
- Azure Event Hub (推論結果のみ)
- AWS S3
- Private Server
- HTTP Server