12月5日、SeeedはArmが主催するMbed Connectの、Workshop「Arm MbedでセルラーIoTを実装してみよう」での出来事。
Wio 3G(+microSD)とMbedオンラインコンパイラを使って、ハンズオンテキストに沿って進めるセルフハンズオンでした。
参加者から
「テキスト間違ってるよ。リセットの記述が合っていない。」
という指摘が。
...確かに間違っていました。スイマセン。
じゃあ、正しいのはどっちだ!?という話になったときに、
参加者A「リセットされなかったから、BLボタンを押した。」
参加者HOGE「勝手にリセットされたぞ。」
んん?
どういうこと?
...
あぁ、Wio 3Gが1台調子悪かったので、代わりにわたしが使っているWio 3Gを出したのが原因でした。(それを参加者HOGEさんが使っていたというわけ)
普段使いしているやつで、ちょっと設定が違うので自動リセットされたんですエヘヘ。
デフォルトは手動リセット
プログラムをコンパイルしてデバイスで実行するとき、.binファイルをMbedドライブにコピーしますが、このときMbedインターフェースチップ(DAPLink)は.binをターゲットMPUのフラッシュ領域に書き込みします。書き込んだ後は停止したままなので、BLボタンをクリックして、ターゲットMPUを起動(再起動?)させる必要があります。
リモートでリセット操作
でも、物理ボタンのBLボタンをクリックするのって面倒ですよね?
ちょっと手を伸ばさないといけないし、、、基板を壊さないように慎重に扱わないといけないですし。
実は、DAPLinkの仮想シリアルポートにbreak信号を送る、という手法でキーボードから手を放さずにリセット操作することができるんです!
詳細は、、、こちらに記事があるのでご覧ください。
自動リセット
さらに、DAPLinkを設定変更すると、Mbedドライブに.binファイルをコピーした後、自動でリセットさせることが可能なんです!!!
やり方は簡単。
パソコンにauto_on.cfg
という名前のファイルを作って、Mbedドライブにコピーしてください。
たったこれだけ。
詳細は、、、ここにあります。
お好みのリセット手段をお楽しみください♪