アプリケーションを削除する

Azure Sphereで、チップ内のアプリケーションを削除する手順です。

ハードウェアの結線を変更するときに、不用意にアプリケーションが動いてしまいハードウェアを壊す可能性があります。
必要に応じて、アプリケーションを削除するように心がけましょう。

アプリケーションを削除

azsphereコマンド と Visual Studio操作 の、２つの方法があります。

azsphereコマンドでアプリケーションを削除

Azure Sphere Developer Command Prompt Previewで、azsphere device sideload deleteを実行します。

C:\>azsphere device sideload delete
Component '24a6cb2b-a5d1-4ba0-88a2-f08f81eb74a4' deleted or was not present beforehand.
Command completed successfully in 00:00:02.1259363.

C:\>

Visual Studio操作でアプリケーションを削除

ソリューションエクスプローラーにあるAzure Sphereのプロジェクトを右クリックして、コンテキストメニューのRemove the application from deviceを実行します。
確認メッセージが表示されるのでOKをクリックします。

TIPS

チップに入っているアプリケーションはazsphere device image list-installedで確認することができます。
gdbserverはサイドローディング可能にする（prep-debugする）とインストールされるもので、アプリケーションを削除しても残っています。支障はありません。

C:\>azsphere device image list-installed
Installed images:
 --> gdbserver
   --> Image type:   Application
   --> Component ID: 8548b129-b16f-4f84-8dbe-d2c847862e78
   --> Image ID:     43d2707f-0bc7-4956-92c1-4a3d0ad91a74
 --> Mt3620App1
   --> Image type:   Application
   --> Component ID: 24a6cb2b-a5d1-4ba0-88a2-f08f81eb74a4
   --> Image ID:     3d0503a0-4652-4563-a3c1-9bc22633cb87
Command completed successfully in 00:00:01.3809481.

C:\>