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Seeed UGAdvent Calendar 2018

Day 8

Grove - 赤外温度センサアレイを動かしてみた

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名古屋オフィスに新しいGroveセンサー、Grove - Infrared Temperature Sensor Arrayが届いたので(コッソリと自宅に持って帰って)試してみました。

image.png

3.3V/5V両対応で、Grove I2Cに接続可能。
8x8ピクセルの赤外温度センサアレイで、離れたところから温度を測定できます。

WikiにSeeeduinoとRaspberry Piのサンプルが用意されていますが、Seeeduinoの方はSeeeduino、Groveベースシールド、2.8インチTFTタッチシールドを使っていて、部品が手元にないので、、、Raspberry Piで試すことにしました。

あ!
でも、Grove Base Hat for Raspberry Piが無いので、、、代わりにGrovePi+を使うことにw

動かしてみる

パーツはこちら。

結線はGroveなのであっという間に完成。

image.png

raspi-configを実行して、5 -> 1 で、I2Cを有効化します。

pi@raspberrypi:~ $ sudo raspi-config

i2cdetectで0x68が認識されているか確認します。ヨシヨシ。

pi@raspberrypi:~ $ sudo i2cdetect -y 1
     0  1  2  3  4  5  6  7  8  9  a  b  c  d  e  f
00:          -- 04 -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
10: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
20: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
30: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
40: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
50: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
60: -- -- -- -- -- -- -- -- 68 -- -- -- -- -- -- --
70: -- -- -- -- -- -- -- --
pi@raspberrypi:~ $

用意されているサンプルコードに必要なパッケージを追加して、

pi@raspberrypi:~ $ sudo apt install build-essential python-pip python-dev python-smbus git
pi@raspberrypi:~ $ sudo apt install python-scipy python-pygame
pi@raspberrypi:~ $ sudo pip install colour

githubのSeeed-Studioから、サンプルコードをクローンします。

pi@raspberrypi:~ $ cd
pi@raspberrypi:~ $ git clone https://github.com/Seeed-Studio/Seeed_AMG8833_Raspberry_Python.git

で、実行。

pi@raspberrypi:~ $ cd ~/Seeed_AMG8833_Raspberry_Python
pi@raspberrypi:~/Seeed_AMG8833_Raspberry_Python $ python thermal_cam.py

すると、新しいウィンドウが表示されて、そこにヒートマップがグラフィカルに表示されます。
最初は手をかざしてみたのですが、温度が低いせいか、全面紫の表示でした。
そこで、センサー前でライターの火を近づけたところ、この画面ショットの表示になりました。20cmくらいの距離です。

image.png

多くは語りませんが、、、Grove - Digital Infrared Temperature Sensorと比べて、かなり使いやすいです。
MjGroveに追加しようかな。

ちょっと不思議なのが、、、8x8のセンサアレイなのに、表示の画素は細かいです。ソフトでなにか処理しているんだろうか?

ハードウェアは8x8?

次に、使われているセンサアレイAMG8833のデータシートを確認しました。

  • Temperature detection of two-dimensional area: 8x8 (64 pixels)
  • Temperature range of measuring object 0 to 80C
  • Human detection distance <7m
  • Viewing angle Typ. 60deg.
  • Frame rate 10frames/sec. or 1frames/sec.

やっぱり、8x8ピクセルですね。

ソフトウェアで拡張?

8x8ピクセルをCubic補間していました。

bicubic = griddata(points, pixels, (grid_x, grid_y), method='cubic')

ちなみに、、、サンプルコードによると、センサの温度分解能は0.25Cでした。

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