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Seeed UGAdvent Calendar 2020

Day 1

Seeeduino XIAO/Wio Terminalをビジュアルプログラミングできるようにしたい

Last updated at Posted at 2020-11-30

タイトルのとおり、「Seeeduino XIAO/Wio Terminalをビジュアルプログラミングできるようにしたい」という話です。

動機

某IoT系講師のひとこと。
「初めてプログラミングに挑戦する人もいて、Arduinoでも大変なんですよ。」
「Arduinoでも大変なんですよ。」
「Arduinoでも難しい。」
「難しい。」
...

**ビジュアルプログラミングでWio Terminalをなんとなく動くようにしたい!**と思ったわけです。

だれかすでに着手している?

Wio Terminalのアプリケーションは、SeeedがArduino IDEとArduPyで開発できるよう環境を整えています。

Wio Terminalのアーキテクチャから抜粋:
image.png

もちろん、いつものSeeed製品と同様にオープンソースにしていて、回路図も見れちゃったりするので、好みのプラットフォームで開発できるようにしたり、好みの言語でプログラミングできるようにすることだって可能です。

Wio Terminalのアーキテクチャから抜粋:
image.png

がっ!
わたしの観測範囲では、ビジュアルプログラミング環境を用意しようという動きは見当たらず、、、

SeeedのWio Terminalチームにも聞いてみたが、
image.png
ビジュアルプログラミング環境を作ってはいないっぽい。

MakeCode MakerにWio Terminalを追加してみた

自前サーバー(Azure)でMakeCode Makerを立ち上げて、Wio Terminalを追加してみました。

トップページにWio Terminalの画像がが!
image.png

内蔵LEDのLチカもできたよ。
image.png

今後

まだまだ動かない部分多数です。。。 あは。

  • 内蔵LEDのLチカしかできない。(ボタン、十字キー、Groveコネクタ、、一切使えない。)
  • シミュレータが無い。(左側に表示されるやつ。)
  • 英語のみ。(日本語リソースが無い。)
  • Seeeduino XIAO対応は不明。(対応したいと思ってる(思っているだけ))

えー、興味ある方はお声がけください。一緒に作りましょう!!!

付録

MakeCodeいろいろ

みなさんご存じのMakeCode。
image.png

実はこのMakeCodeはMakeCode for micro:bitといって、micro:bit専用。内部ではmicro:bit target for PXTと呼ばれています。
このPXTって何ぞや?ですが、Programming Experience Toolkitの略称で、、、このPXTというのがMakeCodeのコアとなる部分。

PXTを使って作られたビジュアルプログラミング環境はいっぱいあります。

色んなデバイスに対応できるようになっていてWio Terminalを使えそうなのは、

でした。

MakeCode Arcadeは、ゲームを作る向け。キャラクタを動かしたり、コントローラで操作するといったゲームに特化した便利なブロックがあります。もちろん液晶必須。
MakeCode Makerは、Makecode for micro:bitに近い。手続きを淡々と積み上げる感じ。

MakeCode Makerカスタム環境

Azureの仮想マシン(Debian)を立てて、そこにpxt、pxt-common-packages、pxt-makerをgit clone。pxt-makerでpxt serveを実行して、Webサーバーを起動しています。(詳しくはここにあります。)
手元のPCからは、VSCodeのRemote-SSHで仮想マシンに接続。Webサーバーへは、VSCodeのポートフォワード機能?を使ってアクセスしています。

image.png

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